郊外からの切符の制限

郊外からのカルネは、該当の駅(この場合Rosny　Bois　Perrier)と、
パリ市内のRERと地下鉄の駅のみで乗り降りできて、
市外の他の駅では乗り降りできません。
(フランスでの鉄道は、乗り越し清算の概念がありません。
　乗るときに、正確に降りる駅の切符を購入しなければなりません。)

ベルサイユへ行く場合、連続日使用のミュージアムパスを購入しない場合は、
forfe　loisirs　(フォルフェルワジール)という、電車往復と、
ベルサイユの全ての建物に入場できる切符で行く方法があります。
http://www.transilien.com/web/site/accueil/citylien/forfaits-loisirs/Chateau-de-Versailles
3ゾーンのRosny　Bois　Perrier駅では売っているものと思います。22.95euro。
(郊外のSNCF運営のRER駅で販売となっている。もし売っていなかったら、
　パリ市内のSNCFの郊外線窓口(transilien窓口)には売っています。)
この券は、割安になっています。
上記ページをコピーして行き、駅窓口で見せると、駅員がすぐ分かると思います。
また、ベルサイユの入り口で、切符購入の列に並ばなくても、
その入場券を見せれば優先入場できます。
ただし、帰りにパリで途中下車できません。

帰りにパリで何回も乗り降りしたい場合は、mobilis モビリスという切符があります。
指定されたゾーン内は、鉄道及びバスに何度でも乗り降り自由です。
Versailles　Rive　Gauche　駅は、ゾーン4なので、Rosny　Bois　Perrier駅で、
ゾーン4を指定して購入します。9.3euroとなっています。
(使用時に、名前と日付を記入するようになっています。前もって買ってもOK)
この場合、ヴェルサイユの入場券は、別途買う必要があります。

クレジットカードの利用は、スーパー、レストラン、店、入場券、鉄道切符などで使えますが、
あまり低額の支払いでは、使用できません。
小さい個人商店では、ほぼ10ユーロ程度が限度のようです。
オルリ空港の売店で、サンドイッチとミネラルウォーターで4～5ユーロの時、
カードが使えるか聞いたところ、売店のお姉さんが、
「やってみると分かるから、だめだったら現金で払って」と言って、操作してくれました。
そのときは、作動したので、クレジットカードで払いました。

ICチップ付きのカードが普及しているので、暗証番号を打ち込む方式です。
ICチップ付きでないカードを持っている時は、サインしてくださいと言われます。
ICチップ付きのカードでも、なぜか、カードが受け付けられないことがあります。
別のカードを出すと、OKですが、だめだと言われたカードでも、
別の店だと、全く問題なく何軒も続けてOKのこともあって、
なぜあの店だけだめだったのかと思うことがあります。

屋台のような所では、がちゃんとハンドの機械で表面の型を取って、
その後サインするのもたまにありますが、事故の元かも知れないので、
設備として固定された機械以外ではあまり使用しない方がいいのだろうと思います。