ベルニナ線に期待すること。 えー、ベルニナ線肩入れ派の一人です。 >ベルニナ特急に乗車する場合、ティラノまで行ってこそ価値ありますか? それはなべしまさんが、車窓の何を期待されるかに依りますが、ティラノまで1日かけて往復するのも・・確かにもったいない気もします。 クールーサンモリッツ間は山また山の車窓で、見所はランドバッサー橋(観光案内で必ず見かけます)と鉄道ファンとしてはブレダ付近のループ線でしょうか。 サンモリッツーティラノ間の魅力は以下の通り。 ぼうふらおじさんがいみじくも仰せのように、鉄道ファンとして肩入れしすぎている点割り引いてお考えください。 ・サンモリッツーディアボレッツア間 荒涼とした風景、あまり面白くありません。 ・ディアボレッツアーアルプグリュム間 雪山と、チラッと見える氷河、色の異なる隣り合った湖(片方が白っぽいので有名なラーゴ・ビアンカです) ・アルプグリュムーポスチアーボ間(高低差400mだそうです) 日本では考えられない急な斜面をギアを使わず、ツヅラ折れの線路で上り下り。 アルプグリュムを下り始めると谷間の向こうに氷河。 眼下にポスチアーボの村と湖の遠景・・ ・ポスチアーボーブルシオ間 ポスチアーボ湖畔の車窓、街中で急に路面電車に変身(狭いので道路と共有) ブルシオ駅直前のオープンループ線(トンネルなし、ゆりかもめ的) となります。ブルシオからティラノは目と鼻の先ですが、それまでの景色に圧倒され、印象ゼロ・・・やっぱりお薦めする書き方になってしまう・・ 日本で例にとりますと ・北海道に行くなら狩勝峠を越さねば・・ ・篠ノ井線の姥捨駅に止まる電車は外せない・・ ・餘部鉄橋大好き・・・ ・肥薩線の大畑のループはよかったなあ・・ ・出雲坂根の3段スイッチバックもまた乗りに行くぞ・・ こんな人にお薦めだと・・・。
鉄道 内蔵介さま、はじめまして、なべしまです。レスありがとうございます。本当の鉄道好きな人が楽しめる・・のですね。 こんな人にお勧め・・のくだりですが、どれも行った事無くてよくわかりませんが、再度自分のプランを再考しようと思ってます。 ありがとうございました!
車窓のダイナミックさ >本当の鉄道好きな人が楽しめる・・のですね。 高い石積みの鉄橋や高所からの車窓は何方にも楽しめますが、「ループ線ってなあに?」とか、「自分がこれから走る線路が見えるって何が面白いの?」と仰せであれば、登山鉄道・・・定義としては山に登って行き止まりがある鉄道です・・・の方が間違いなく車窓のダイナミックは「すご~い!」と言えます。 そう言う意味でグリンデルワルド、あるいはラウターブルンネンからユウングフラウヨッホまでの鉄道には、崖っぷちをよじ登る無謀とも言える沿線は全く飽きさせない車窓があります。 さらに・・・ラウターブルンネンに行けばミューレンも捨てがたい。 ケーブル駅からミューレン迄は平坦な線路ですが車窓は谷間の向こうにメンヒ・ユングフラウ・アイガー(?)を望む素晴らしいものです。 ・・とこちらはチューリッヒからも近いですし・・・定番過ぎるほど有名ですが、お天気さえ良ければ期待を裏切らない場所ですね。 そう言う意味でベルニナ線は一般の鉄道線なので、やや散見しているビューポイントと、主要都市からの距離と往復時間がちょいと難点・・・ですね。 もっとも登山鉄道でなくとも車窓が良い・・と言うのはある(鉄道ファンにとってと言うべきか)意味魅力的な路線ではありますが・・・。