Pristina (Prishtine)

　24時間しかいないのなら、ほぼプリシュチナ市内しか見られないでしょう。古い家並みやモスクや近代建築(e.g.プリシュチナ大学図書館)もあるにはあります。しかし、市域の大半を占めるのは社会主義時代の建設(とその後の破壊)の結果ですので、観光の見所があるとは考えづらいです。
　今のプリシュチナを象徴するものというと、観光というには違和感を禁じえないのですが、メディアがよく映す体育館廃墟などを見にいく西側の人(西欧・米国・日本などの人。ほとんどUNMIKか軍か援助関係者。観光客がどれだけいるか不明)はいます。ただ、市の中心部にいれば、外観はよく見えるので、わざわざ見に行くほどのことでもないですが。
　もし、セルビア人地区への移動をお考えなら、そもそも行ける状態なのか(突然状況が変わることがある)、それと移動手段(行ってくれるドライバーを雇えるか)を先に調べるべきだと思います。それ以外の地域のセルビア教会が現在どう取り扱われているかは、また別の大きな問題です。

　食べ物にほとんど選択肢はありません。チェバブか、イタリアン(ピザとパスタ)くらいです。チェバブなら、あちこちに店があります。最近は各国料理店もぽつぽつありますが(日本料理店も)。