★<Lake Lak>と<Lak>について

★<Lake Lak>について----
<Lake Lak>はベトナムではよく知られた観光地でありながら今のベトナムにめずらしくまだあまり手垢のついていない素晴らしいところです。

実際に行ってみないとそのよさはなかなかわかりませんが、いつ行っても青い空に白い雲、遠くの山々や近くの緑の田園風景、湖で漁をする人々や岸辺近くで湖に体を沈めて貝やタニシなどを採っている村の女性や子供たち------。

湖畔のカフエで涼しい風に吹かれながら冷たいものを飲みながそれらをのんびり眺めているとここがベトナムというよりどちらかというと<ラオス>にでもいるかのような気持ちになります。

そして時々現れる観光客を乗せた象のコンボイ---(ベトナム語で象は<Voi>、<Con>は動物の頭につける類別詞なのでまさにこの<コンボイ>の呼び方がぴったりです。雄大な風景をバックにゆっくり進んでいく<エレファントライド>の象の隊列、なんとも言いようのない光景です。

サパやダラットやニャチャンはよく知られていますがこの<Lake Lak>はまだ認知度が低いのが残念です。もう少し日本人の姿を見てもいいと思いますがブオンジュン(BuonJun)村を訪れる外国人は欧米系の観光客や旅行者ばかりです。今ベトナム中にあふれている韓国人の旅行者や観光客もさすがにここではひとりも見かけませんでした。訪れる外国人はほとんど村の観光より★<エレファントライド>★が目的できているようでした。

私はベトナムをかなり細かく旅行してきましたが<Lake Lak>のように風光明媚でまだそれほど手垢のついていない場所はベトナムにはもうあまり無いようにに思います。ベトナムでどこがいいかと訊かれたら私はまずこの<Lake Lak>の名前を挙げます。

また<Lake Lak>が素晴らしい場所だというのはこの湖の南東湖畔の小高い丘の上にベトナムの最後の皇帝だった<バオダイ>の別荘illa)が今ものこっていることでもわかると思います。

バオダイの別荘(Villa)はニャチャン(Nha Trang)やダラット(Da Lat)にもありますがどれもベトナムで有数の風光明媚な場所に建てられています。<Lake Lak>がおよそどんなところか想像できると思います。

このバオダイの別荘(Villa)は長い間荒れ果てたままでかなり傷でいましたが近年修復されてニャチャン(Nha Trang)やダラット(Da Lat)のそれらと同じに現在はホテルとして使われています。

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★<Lak>について
この<Lak>の地名はベトナムのすこし大きな地図にはバンメトートの南約50Km(正確には52Km)の地点に必ず載っています。そこにブオンジュン(BuonJun)村があるわけですが詳しいガイドブックには<Lake Lak>のことが必ず紹介されています。またインターネットで<Lake Lak>を検索すればその中にブオンジュン(BuonJun)村のことや★<エレファントライド>のことが必ず出てくるはずです。

<Lak>の町は以前(9年前)私がたずねたときと田舎の小さい町程度の印象でしたがそのころと比べ比べ町がそうとうに大きくなりベトナム人(=キン族)の人口も増えかなり様子が変わっていました。しかし湖周辺は自然がまだそのまま豊かに残っていて湖畔で暮らす人々(少数民族)の生活はそれほど変わっていないように見えました。

(*実際は観光地としてのリゾート開発が一部で始まっており<Dak Lak Tourism & Lak Resort>という観光会社がバオダイの別荘も含め<Lak Resort>という名前で湖畔全体ののリゾート開発を進めすでに小さなリゾート村をひとつを造っていました。

リゾート村には瀟洒なコテージ風バンガローが16棟32室(1泊ダブルorツイン25ドル)、そのほかにムノン(MNong)族のロングハウス(Nha Sangニャサン)を利用した宿舎(1泊5ドル)2棟が敷地内にありました。また大きなレストランを建設中で2月中に完成するという話でした。

観光開発会社<Lak Resort>が湖畔で開発している部分はまだ一箇所だけで面積としてはほんのわずかですが今後いろいろな形で開発が進むと<Lake Lak>もブオンジュン(BuonJun)村もベトナムの他の避暑地=観光地と同じようにその姿を変えてしまうかもしれません。)

行くなら今が一番といっておきたいと思います。

(2/5 ラオス・アッタプーにて)

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2件のコメント

  • バンメトートへのアプローチ

    バンメトートへのアプローチですが<飛行機でバンメトートへ--->と書かれていますからおそらくハノイかホーチミンシティから飛ぶということだと思いますが、飛行機ならベトナム航空の国内線以外ありません。ホーチミンシティからなら距離が近いので乗り継ぎでかなり早い時間帯のつけると思います。

    そのほかのアプローチの方法を参考に書いておきます。

    バンメトートへはホーチミンシティやハノイのよう大都市のほか各地からバンメトート行きのバスが出ています。あまり距離が長い都市は別にしてバンメトートに比較的近い都市して二ャチャン(Nha Trang)やダラット(Da Lat)が挙げられます。

    二ャチャンからならバスで4時間ちょっと、ダラットからなら5時間半程度です。

    またブオンジュン(BuonJun)村のある< Lak>の町はダラットとバンメトートを結ぶ国道上にありダラットからなら4時間で行けます。(ホーチミンシティ~ダラット間は7時間程度、ダラット~バンメトート間は5時間半前後です。ただしこれらは少し値段の高いExpressバス(シボレーやFord やBenzなどの15人乗りミニバン)とローカルバスでは値段や所要時間が違います。(ローカルバスは安いですが少し時間が余分にかかります)

    以上時間の節約を考えるなら飛行機、少し時間がかかってもいいならバスで風光明媚な二ャチャン(Nha Trang)やダラット(Da Lat)に1泊して、あるいは両方の中間ならホーチミンシティからの夜行のスリーピングバス、そしてもうひとつ飛行機、バス、スリーピングバスなどを組み合わせて往きと帰りの乗り物を変える方法が考えられます。

    バンメトートへのアプローチは自分の持ち時間次第ということになります。以上どうぞ参考に。

    (2/5 ラオスにて)

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  • バンメトートへのアプローチ

    バンメトートへのアプローチですが<飛行機でバンメトートへ--->と書かれていますからおそらくハノイかホーチミンシティから飛ぶということだと思いますが、飛行機ならベトナム航空の国内線以外ありません。ホーチミンシティからなら距離が近いので乗り継ぎでかなり早い時間帯のつけると思います。

    そのほかのアプローチの方法を参考に書いておきます。

    バンメトートへはホーチミンシティやハノイのよう大都市のほか各地からバンメトート行きのバスが出ています。あまり距離が長い都市は別にしてバンメトートに比較的近い都市して二ャチャン(Nha Trang)やダラット(Da Lat)が挙げられます。

    二ャチャンからならバスで4時間ちょっと、ダラットからなら5時間半程度です。

    またブオンジュン(BuonJun)村のある< Lak>の町はダラットとバンメトートを結ぶ国道上にありダラットからなら4時間で行けます。(ホーチミンシティ~ダラット間は7時間程度、ダラット~バンメトート間は5時間半前後です。ただしこれらは少し値段の高いExpressバス(シボレーやFord やBenzなどの15人乗りミニバン)とローカルバスでは値段や所要時間が違います。(ローカルバスは安いですが少し時間が余分にかかります)

    以上時間の節約を考えるなら飛行機、少し時間がかかってもいいならバスで風光明媚な二ャチャン(Nha Trang)やダラット(Da Lat)に1泊して、あるいは両方の中間ならホーチミンシティからの夜行のスリーピングバス、そしてもうひとつ飛行機、バス、スリーピングバスなどを組み合わせて往きと帰りの乗り物を変える方法が考えられます。

    バンメトートへのアプローチは自分の持ち時間次第ということになります。以上どうぞ参考に。

    (2/5 ラオスにて)

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