②★ブオンジュン(BuonJun)村について

さてブオンジュン(BuonJun)村ですが、私はここは9年前にいちど訪れているのですが村の名前を忘れてしまい夕方だったせいもあり間違って<Lak Resort>というところに行ってしまいました。

公園のようにきれいに整備された敷地内にリゾートタイプの真新しいコテージがたくさん建ち並んでおり、その中にMNong(ムノン)族伝統のロングハウス=Nha Sang(ニャサン)が2棟あり以前と違うなと思い何度も訊きましたがスタッフの説明がいい加減で結局よくわからずとりあえず1泊することにしました。

ロングハウスはリゾート用に開発した敷地内のロングハウスですからきれいに整備してありますが人が住んでいるわけでもなく床下にいるはずの豚や牛や鶏や犬もいません。一晩泊まってどうもしっくりしないので翌朝早めに起きてバオダイの別荘のある小高い丘の裏側にまわって歩いているうちにやはり見覚えのあるブオンジュン村がありました。そして<Lak Resort>のロングハウスをチェックアウトしすぐにブオンジュン村のロングハウスに宿を移しました。

しかし後でわかったことですがブオンジュン村で外国人が泊まれる宿はそのロングハウス一軒だけでその一軒も<Lak Resort>の所有でした。残念ですがベトナムではまだどこに行っても一般の民家には泊まれません。ブンジュン村のロングハウスの軒下には英語でHomeStayの看板が掛けてありましたが誰も人が住んでいない家にHomeStayとはCon Ma(幽霊)と一緒か?と言ったら返事に困っていました---(笑)。

このブオンジュン村は昼間は牛や豚やにわとりやアヒルや犬が村のいたるところにいて民家のロングハウスの周りや床下には必ず家畜や犬が歩き回ったり昼寝したりしています。家の周りはどこも村中それらの動物の糞だらけです。私が泊まったロングハウスの周りも床下も家畜の糞だらけで臭いがぷんぷんしていましたがそれが自然だと思いぜんぜん気になりませんでした。それに反しリゾートのロングハウスは綺麗で快適すぎてどうも落ち着きませんでした。

現在<Lak Resort>という観光会社が湖畔で開発している部分はまだ一箇所だけで面積としてはほんのわずかです。しかし今後いろいろな形で開発が進むと<Lake Lak>もブオンジュン(BuonJun)村もベトナムの他の避暑地=観光地と同じようにその姿を変えてしまうかもしれません。

やはり今行くのが<旬>かもしれません。とにかく<Lake Lak>&ブオンジュン(BuonJun)村は風光明媚で風も涼しく気持ちよく(家畜の糞や臭いが気にならない人には)のんびりできるすごくいいところです。(つづく)

(2/3バンメトートにて)

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  • ブオンジュン村の★<エレファントライド>

    <Lake Lak>エリアには現在<象>が全部で21頭飼われているということでそのうち19頭が★<エレファントライド>の観光目的に、そして19頭のうち15頭がこのブオンジュン(BuonJun)村の★<エレファントライド>に使われているということでした。

    ★<エレファントライド>の料金は客は象1頭につき2人まで(象使いやガイドは別)1時間30ドル、2時間なら60ドルです。2人で乗れば1時間一人当たり15ドルです。私は乗りませんでしたが毎日湖畔からこの★<エレファントライド>の様子を見ていました。

    観光客を乗せた象は2つのルートをとっていました。
    ひとつはバオダイの別荘のある丘のふもとから湖の岸辺に近いところを湖の中を渡ってブオンジュン(BuonJun)村まで来るルート、もうひとつはブオンジュン(BuonJun)村の湖畔から対岸の村まで象に乗ったまま水中に沈みながら湖をダイレクトに向こう岸に渡るルートで、こちらは帰りは客はボートでブオンジュン(BuonJun)村まで戻ってくるルートです。

    湖を渡る後者は私の目測ですが対岸まで約400メートルぐらいあり、一番深いところで3メートル近くある象の巨体が70センチほど残してほとんど水中に隠れてしまう感じでゆっくりゆっくり向こう岸まで湖を渡っていきます。

    青い空と白い雲、遠くの山々と湖につながる緑の田園、その中を多いときで12頭もの象が湖の中を背中に客を乗せてゆっくりゆっくり進んでいきます。私は乗りませんでしたが眺めているだけですばらしい光景でした。

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