ブオンジュン村=Lake Lakです---私が答えます

こんにちは。

(えむ5)さんの質問に応えられる人間として今の時点で私が一番最適ではないかと思います。

というのも実は昨日(2/2)に質問にあるブオンジュン(BuonJun)村からバンメトートに戻ってきたばかりなのです。

村の名前が質問のなかに出ていたのにはびっくりしました。日本人があまり行かないところですから他の方のためにも詳しく説明したいと思います。

(*もうひとつの村ブオンドン村のほうは私は知りませんが、バンメトート(Buon Ma Thuot---現地ではブオンマトゥォットといったほうが通じます)やブオンジュン村と同じにブオン=Buonという名前がついていますからバンメトートからそう遠くないところにあると思います。)

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①★まずブオンジュン(BuonJun)村への行き方★★ですが----
ブオンジュン(BuonJun)村というのはベトナムの中部高原(カオグエン)で一番大きな都市バンメトートの南52Kmのところにある湖< Lak>湖畔にある少数民族Mnong(ムノン)族の村の名前です。

外国人にはこのブオンジュン(BuonJun)村の名前より町の名前の<Lak>か湖の名前<Lake Lak>としてのほうがよく知られています。

そして<Lake Lak>はベトナムで数少ない★<エレファントライド>のできる場所として知られています。その★<エレファントライド>のベースとなっている村がブオンジュン(BuonJun)村です。私はそこについ昨日まで滞在していました。

★このブオンジュン(BuonJun)村へはバンメトートからバスできわめて簡単に行けます。そのバスにどこで乗ったらいいのかはじめての人にはわかりませんので細かく説明します。

バスはバンメトート市内を走っている路線バスのひとつで早朝5時間半ごろから夜まで頻繁に便があります。ただし<Lak>の町に行くバスは<Lak>の町が終点ではありませんから気をつけないと先の町までもって行かれてしまいます。

もちろん<Lak>へは車をチャーターしたりバイタク(セーオム)を捕まえて行くこともできますが、バンメトートと<Lak>のあいだに路線バスがあり料金も安く降りる場所(ダラット方向へ向かう国道沿いのバス停)もブオンジュン(BuonJun)村まで歩いていける距離にありますからこのバスで行くのが一番かんたんで安上がりです。

途中の田園風景や周りの風景も美しく空気もおいしく<Lak>へはバスが絶対お勧めです。

バスは市内を走っている路線バスと同じですから同じ青色のカラーで路線ナンバーは⑫番です。料金は10000ドン(約80円)です。車掌が乗っていますから乗車してから車内で切符を買います。

<Lak>まで1時間20分~30分なのでバスが1時間10分くらい走ったら車掌に声をかけて確実に降ろしてもらうようにします。私は声をかけ忘れて少し先まで運ばれてしまいました。


さてこのバスに乗る場所ですが、それは始発のバスターミナルからでなく市内のバス停留所●<Nguyen Van Cu>グエンバンクー●というバス停で待っていて乗るのが一番です。

この<Nguyen Van Cu>グエンバンクーのバス停までは市内中心部からは約3Km、ニャチャンほか各地からのバスが到着するバスターミナルからは約2Kmです。私がニャチャンから乗ったバスが到着したバスターミナルから●<Nguyen Van Cu>グエンバンクーのバス停までは約2Kmで10000ドン(≒80円)でした。<Lak>まで行くバス料金と同じです。(やはりバスは安いですね!)

上記のバス停の名前●<Nguyen Van Cu>と行き先▲<Lak>を紙に書いてバイタクのドライバーに渡せばどのドライバーも間違いなくこの12番のバスが停まるバス停まで連れていってくれます。帰りは町の郵便局前(湖の南東湖畔、大きな建物と鉄塔が目印)のバス停から同じ⑫番のバスに乗ればバンメトートに戻れます。

以上はバスで安く行く場合の説明ですが、<Lak>はバンメトートから所要1時間半前後のところですから時間的にはどの乗り物で行っても変わりません。バスは地元の人や高校生が通学に使っていてタダみたいなものです。

このあと長くなりますので
②★★<Lak>について----
③★★<エレファントライド>について---
④★★ブオンジュン(BuonJun)村について----
を項目を変えて書いていきたいと思います。(つづく)
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(2/3バンメトートにて)

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  • ★<Lake Lak>と<Lak>について

    ★<Lake Lak>について----
    <Lake Lak>はベトナムではよく知られた観光地でありながら今のベトナムにめずらしくまだあまり手垢のついていない素晴らしいところです。

    実際に行ってみないとそのよさはなかなかわかりませんが、いつ行っても青い空に白い雲、遠くの山々や近くの緑の田園風景、湖で漁をする人々や岸辺近くで湖に体を沈めて貝やタニシなどを採っている村の女性や子供たち------。

    湖畔のカフエで涼しい風に吹かれながら冷たいものを飲みながそれらをのんびり眺めているとここがベトナムというよりどちらかというと<ラオス>にでもいるかのような気持ちになります。

    そして時々現れる観光客を乗せた象のコンボイ---(ベトナム語で象は<Voi>、<Con>は動物の頭につける類別詞なのでまさにこの<コンボイ>の呼び方がぴったりです。雄大な風景をバックにゆっくり進んでいく<エレファントライド>の象の隊列、なんとも言いようのない光景です。

    サパやダラットやニャチャンはよく知られていますがこの<Lake Lak>はまだ認知度が低いのが残念です。もう少し日本人の姿を見てもいいと思いますがブオンジュン(BuonJun)村を訪れる外国人は欧米系の観光客や旅行者ばかりです。今ベトナム中にあふれている韓国人の旅行者や観光客もさすがにここではひとりも見かけませんでした。訪れる外国人はほとんど村の観光より★<エレファントライド>★が目的できているようでした。

    私はベトナムをかなり細かく旅行してきましたが<Lake Lak>のように風光明媚でまだそれほど手垢のついていない場所はベトナムにはもうあまり無いようにに思います。ベトナムでどこがいいかと訊かれたら私はまずこの<Lake Lak>の名前を挙げます。

    また<Lake Lak>が素晴らしい場所だというのはこの湖の南東湖畔の小高い丘の上にベトナムの最後の皇帝だった<バオダイ>の別荘illa)が今ものこっていることでもわかると思います。

    バオダイの別荘(Villa)はニャチャン(Nha Trang)やダラット(Da Lat)にもありますがどれもベトナムで有数の風光明媚な場所に建てられています。<Lake Lak>がおよそどんなところか想像できると思います。

    このバオダイの別荘(Villa)は長い間荒れ果てたままでかなり傷でいましたが近年修復されてニャチャン(Nha Trang)やダラット(Da Lat)のそれらと同じに現在はホテルとして使われています。

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    ★<Lak>について
    この<Lak>の地名はベトナムのすこし大きな地図にはバンメトートの南約50Km(正確には52Km)の地点に必ず載っています。そこにブオンジュン(BuonJun)村があるわけですが詳しいガイドブックには<Lake Lak>のことが必ず紹介されています。またインターネットで<Lake Lak>を検索すればその中にブオンジュン(BuonJun)村のことや★<エレファントライド>のことが必ず出てくるはずです。

    <Lak>の町は以前(9年前)私がたずねたときと田舎の小さい町程度の印象でしたがそのころと比べ比べ町がそうとうに大きくなりベトナム人(=キン族)の人口も増えかなり様子が変わっていました。しかし湖周辺は自然がまだそのまま豊かに残っていて湖畔で暮らす人々(少数民族)の生活はそれほど変わっていないように見えました。

    (*実際は観光地としてのリゾート開発が一部で始まっており<Dak Lak Tourism & Lak Resort>という観光会社がバオダイの別荘も含め<Lak Resort>という名前で湖畔全体ののリゾート開発を進めすでに小さなリゾート村をひとつを造っていました。

    リゾート村には瀟洒なコテージ風バンガローが16棟32室(1泊ダブルorツイン25ドル)、そのほかにムノン(MNong)族のロングハウス(Nha Sangニャサン)を利用した宿舎(1泊5ドル)2棟が敷地内にありました。また大きなレストランを建設中で2月中に完成するという話でした。

    観光開発会社<Lak Resort>が湖畔で開発している部分はまだ一箇所だけで面積としてはほんのわずかですが今後いろいろな形で開発が進むと<Lake Lak>もブオンジュン(BuonJun)村もベトナムの他の避暑地=観光地と同じようにその姿を変えてしまうかもしれません。)

    行くなら今が一番といっておきたいと思います。

    (2/5 ラオス・アッタプーにて)

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    バンメトートへのアプローチ

    バンメトートへのアプローチですが<飛行機でバンメトートへ--->と書かれていますからおそらくハノイかホーチミンシティから飛ぶということだと思いますが、飛行機ならベトナム航空の国内線以外ありません。ホーチミンシティからなら距離が近いので乗り継ぎでかなり早い時間帯のつけると思います。

    そのほかのアプローチの方法を参考に書いておきます。

    バンメトートへはホーチミンシティやハノイのよう大都市のほか各地からバンメトート行きのバスが出ています。あまり距離が長い都市は別にしてバンメトートに比較的近い都市して二ャチャン(Nha Trang)やダラット(Da Lat)が挙げられます。

    二ャチャンからならバスで4時間ちょっと、ダラットからなら5時間半程度です。

    またブオンジュン(BuonJun)村のある< Lak>の町はダラットとバンメトートを結ぶ国道上にありダラットからなら4時間で行けます。(ホーチミンシティ~ダラット間は7時間程度、ダラット~バンメトート間は5時間半前後です。ただしこれらは少し値段の高いExpressバス(シボレーやFord やBenzなどの15人乗りミニバン)とローカルバスでは値段や所要時間が違います。(ローカルバスは安いですが少し時間が余分にかかります)

    以上時間の節約を考えるなら飛行機、少し時間がかかってもいいならバスで風光明媚な二ャチャン(Nha Trang)やダラット(Da Lat)に1泊して、あるいは両方の中間ならホーチミンシティからの夜行のスリーピングバス、そしてもうひとつ飛行機、バス、スリーピングバスなどを組み合わせて往きと帰りの乗り物を変える方法が考えられます。

    バンメトートへのアプローチは自分の持ち時間次第ということになります。以上どうぞ参考に。

    (2/5 ラオスにて)

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  • ブオンドン(Buon Don) 村への行き方を把握しました

    今日は1日バンメトートの街を歩きましたが、街をチェックしながら質問の中のもうひとつの村への行き方を複数のべトナム人にあたって最終的にブオンドン(Buon Don) 行きのバスの乗り場を直接探り当てました。同時にブオンジュン行きの始発のバス乗り場も確認しました。

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    しかしその前にまずブオンドン(Buon Don)村がどこにあるかですが、街の中心部の書店で地図を買ってすぐにその場所がわかりました。

    ★ブオンドン(Buon Don)村の位置はバンメトートの西北西約30Kmのところにあり地図上で見るかぎり村というより町ではないかと思います。

    このブオンドン(Buon Don)村(=町?)のさらに先に
    *①Khu Du lick Sinh Thai Buon Don(ブオンドン(動植物)生態観察旅行エリア?)
    *②Trung Tam Du lick Buon Don(直訳でブオンドン旅行センターか?)
    *③Vuon Quoc Gia Buon Don(国立の象の繁殖飼育場?)  
    のエリア(あるいは場所)がありそれぞれの場所(あるいは地点)へはブオンドン(Buon Don)村(=町?)からさらに20~25Kmといったところです。
    (上記3つの日本語訳は大ざっぱですから大体の意味と受け取ってください)

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    ★★このブオンドン(Buon Don)村へ行くバスとその乗り場ですが----

    バス乗り場は<Le hong Phong>という通りにあります。いわゆるバスターミナルではなく通りの一角にバス乗り場の標識がありそこにバスが来るのを待っていて乗ります。およその位置はバンメトートで一番大きな通り<Nguyen Tat Thanh>を西に進むとロータリーを兼ねた●<戦勝記念塔(戦車が中央に置いてあります。その大砲が向いている方向がおよそ東の方向で<Nguyen Tat Thanh>は●<戦勝記念塔から東に向かって走っている通りです)

    ★ブオンドン村とブオンジュン村への始発バス乗り場のある場所はこの戦車と真正面に向き合ってその戦車の後方歩いて10分くらいのところです。通りの角を2~3回曲がると行き着きます。

    乗り場は■<San Van Dong Boun Ma Thuotバンメトート(サッカー)スタジアム>の正面入り口の右横30mくらいのところ■にあります。
    そこに白と緑の色をした50×70Cmくらいの標識ボードを取り付けたポールが立っています。道路をはさんで<Y Tin Nguyen>というオートバイ屋が真っ赤な地に白文字の大きな看板を掛けています。標識はそのオートバイ屋と向かい合っています。そこがバスの乗り場です。
    (ベトナムは通りの名さえわかれば自分で場所をすぐに特定できます。またバイタクのドライバーがたいていその通りを知っています。

    標識のボードには上から
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    HTX Van Tai
     Cu Mil
    Xe Buyt
     Tuyen
    Buon Ma Thuot
    Khu Du Lick Ban Don(Ban=Buonです)
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    と書いてあり一番下の<Khu Du Lick Ban Don>が上記①②③の
    エリアのことを意味しています。

    ここから出るブオンドン行きのバスはピンクと白のツートンカラーのバスで中型バスです。実際にバスを確認しました。

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    このほかに<Nguyen Tat Thanh>通りの<Lak>行きの路線バスが停まるバス停の標識に<⑮番Buon Don>と書いてありましたから上記のピンクと白のツートンカラーのバス以外にも⑮番の路線バスが走っている可能性があります 。現地に来てからあたってみて下さい。)

    また最初に書いた<Lak>行きのバスの始発の場所も確認しましたが<Phan Dinh Giot>という通りが始発の場所でこちらもいわゆるバスターミナルではありませんでした。こちらのバス乗り場はブオンドン行きのバス乗り場のすぐ近くでスタジアムの角を曲がった先でブオンジュン行きのバスの出る<Phan Dinh Giot>通りとブオンドン行きのバスがでる<Le hong Phong>通りはスタジアムの塀に沿って直角に交差しています。地図で当たってみてください。

    私はニャチャンからバンメトートに着いてすぐに<Lak>行きのバスに乗るため<グエンバンクー>というバス停に行ったのですがこのバス停は市内中心部からかなり遠く滞在するホテルの場所によってはどちらの村に行くにもバスなら始発の場所のほうがいいことがわかりました。

    以上ブオンドン村(町)に行く方法について書いていてひとつわかったことがあります。それは(えむ5)さんが象あるいは象に乗る★<エレファントライディング>が目的でバンメトートに来られるのではないのか?ということです。当たっているでしょうか?

    (以上2/3バンメトートにて)

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    ②★ブオンジュン(BuonJun)村について

    さてブオンジュン(BuonJun)村ですが、私はここは9年前にいちど訪れているのですが村の名前を忘れてしまい夕方だったせいもあり間違って<Lak Resort>というところに行ってしまいました。

    公園のようにきれいに整備された敷地内にリゾートタイプの真新しいコテージがたくさん建ち並んでおり、その中にMNong(ムノン)族伝統のロングハウス=Nha Sang(ニャサン)が2棟あり以前と違うなと思い何度も訊きましたがスタッフの説明がいい加減で結局よくわからずとりあえず1泊することにしました。

    ロングハウスはリゾート用に開発した敷地内のロングハウスですからきれいに整備してありますが人が住んでいるわけでもなく床下にいるはずの豚や牛や鶏や犬もいません。一晩泊まってどうもしっくりしないので翌朝早めに起きてバオダイの別荘のある小高い丘の裏側にまわって歩いているうちにやはり見覚えのあるブオンジュン村がありました。そして<Lak Resort>のロングハウスをチェックアウトしすぐにブオンジュン村のロングハウスに宿を移しました。

    しかし後でわかったことですがブオンジュン村で外国人が泊まれる宿はそのロングハウス一軒だけでその一軒も<Lak Resort>の所有でした。残念ですがベトナムではまだどこに行っても一般の民家には泊まれません。ブンジュン村のロングハウスの軒下には英語でHomeStayの看板が掛けてありましたが誰も人が住んでいない家にHomeStayとはCon Ma(幽霊)と一緒か?と言ったら返事に困っていました---(笑)。

    このブオンジュン村は昼間は牛や豚やにわとりやアヒルや犬が村のいたるところにいて民家のロングハウスの周りや床下には必ず家畜や犬が歩き回ったり昼寝したりしています。家の周りはどこも村中それらの動物の糞だらけです。私が泊まったロングハウスの周りも床下も家畜の糞だらけで臭いがぷんぷんしていましたがそれが自然だと思いぜんぜん気になりませんでした。それに反しリゾートのロングハウスは綺麗で快適すぎてどうも落ち着きませんでした。

    現在<Lak Resort>という観光会社が湖畔で開発している部分はまだ一箇所だけで面積としてはほんのわずかです。しかし今後いろいろな形で開発が進むと<Lake Lak>もブオンジュン(BuonJun)村もベトナムの他の避暑地=観光地と同じようにその姿を変えてしまうかもしれません。

    やはり今行くのが<旬>かもしれません。とにかく<Lake Lak>&ブオンジュン(BuonJun)村は風光明媚で風も涼しく気持ちよく(家畜の糞や臭いが気にならない人には)のんびりできるすごくいいところです。(つづく)

    (2/3バンメトートにて)