日本は使いすぎと批判されていました ようやく、一部副作用が認められた(個人的にはインフルエンザの本質的 作用だと思いますが)タミフルですが、日本は安易にタミフルを患者に与える と各国から批判されていました。薬の作用する相手はウイルスの酵素なの で、ウィルス側が変異させてしまえばおしまい。また、ウィルスは生存(?) のために、巧みの技を発揮するので、実はかなり厄介。 欧州などは、タミフルはほとんど使われなかったので、抗生物質のような ことはなかったはず。効かなくてもヒト型には、問題ないと言うのは言い過ぎ ですが、新型には大打撃。NHKの番組でも出てきましたが、拡大途中で ついにタミフルが効かなくなった。これで人類は、、、、。です。 抗生物質のようなイタチごっこになると思うと、 まさに悲劇。
もうじき富山化学などのインフルエンザ新薬が出そう 富山のは治験第二層段階のようです。 イタチごっこになりそうな状況だけど、 人類の英知で何とかなるでしょうか ?
訂正 ×治験第二層 ⇒ ○臨床第Ⅱ相試験 正しくは上記です。
これから欧州に行く人は持ち帰らないように注意すべきかも知れません A European survey has issued preliminary results which show flu virus resistance to oseltamivir (Tamiflu). Some samples of the A (H1N1) virus, a human flu virus which is spreading in Europe this winter, is resistant to Tamiflu, a well-known antiviral drug. The EU-funded VIRGIL network has tested 437 samples of the A (H1N1) flu virus strain between November 2007 and January 2008 in 18 European countries - of which 59 from nine different countries have become resistant to oseltamivir, 26 of them from Norway out of 37 that were sent for testing (in Norway). 以下略です。 要するに、昨年11-12月の間に、欧州18か国から437のサンプルを取り 寄せて調べたところ、59サンプルが抵抗性を示した。 先月の記事には、従来の抗ウィルス剤であるzanamivirとamantadine は効くと書いてありました。吸入器が必要なため、医者や医療機関で しか投与できまませんが、これが生きていることは幸い。ウィルスが 変異したのでしょうね。 記事の途中には、欧州での乱用が原因とは考えられず、最後のほうに は、抵抗性は他の性質は”正常”とあり、今後この型が大流行する とも思われないと書いてあります。 しかし、予想外に早かった。WHOをはじめ、日本以外ではタミフルは 新型ウィルス防御の唯一の防御薬と見られていただけに(要するに通常 のインフルエンザには使うな)、この変異型を引き入れて新型が発生す れば、アウト。NHKではないですが、核兵器開発競争や戦争やっている 場合ではないですね。 タイトルの内容ですが、今朝のTVでも誰かが言っていました。 「また厚労省がかかわること」です。実際には入国も関係しますが、 日本に入れるのを阻止するのは無理でしょう。 最後に、「まだ詳細がわからないので騒ぐには早い」と書いてあります。