非居住者のフランス・欧州での口座開設・・・横レスです

 ゴンさん、こんにちは。

おっしゃるとおりで、特にフランスの場合、非居住者(非居住者というのは国によって定義が若干違うのですが、ここではその国に住んだことがなく、旅行で一週間程度滞在する人と言う意味で)は口座を作るのは、まず無理で
carte de séjourと言われる滞在許可証がないと、作ってくれません。

 そういう意味では、このBMTUの「パリアカウント」と呼んでいる非居住者の日本人の口座開設仲介は貴重です。同じサービスを米国でもやっていますが、米国の銀行はMUFG傘下の銀行ですが、このフランスのケス・デパーニュという銀行は資本関係もなく、いろんな思惑が交差して(?)出来上がった提携商品のようです。ちなみにこの銀行はパリ本拠のため海外領土も管轄していて、例えば、北米ただ一つの植民地、カナダのニューファンドランド沖にある仏領サン・ピエール エ ミクロンにも支店があります。

 ただ、普通のフランスの銀行口座とやや違って、当座預金はもてず、普通預金と定期預金だけです。フランスでは「必須」のカルト・ブルーもこの口座では発行できません。逆に口座維持料は無料(キャッシュカードは手数料がかかります)フランスの預金保険の適用対象、フランスでは利息に課税されない(日本では申告が必要)等、それなりのメりットもあります。ユーロ圏をよく旅行して、決済系の使い方をするならば検討の価値はありますよ。(もちろん、よく聞いてくださいね)

 ただ、フランスの銀行はここに限らず事務がでたらめ・・・・昔、いろんな銀行と仕事をしたことがあり、当時から、あんまり良くないと思っていましたが・・・上記の口座の第一回の送金が迷子になり、一週間以上たって入金されたので、交渉の結果入金日をバックデートさせました。(もちろん日本語でやりとりできます。・・・「上司を呼べ。」と言っても、上司はちゃんと英語をしゃべってくれます。ご安心を。)シティバンクのような外資も同じで、私個人としては、事務に関してはフランスの銀行は信用してないですね。

 クレディ・リヨネが留学生や非居住者にやさしい。・・・と言われていてのですが、最近はやっぱり厳しいです。ATMの送金が10万までになったりとかの昨今の規制は全て「アルシェ・サミット」から始まっているので本家がいい加減なことは出来ないかも・・・ちなみに、日本では滞在期間の短い外国人に「やさしい」のは三井住友銀行です。ここが一番・・・おっと・・・・・。

 欧州で非居住者にやさしいのはやっぱりスイスです。あそこは、それなりのお金(うん百万円くらい)があれば(もちろん本人確認は厳しいですが)作ってくれます。もちろん普通の一般人用の口座です。が、やはりユーロの扱いはユーロ圏でないと・・・ということで、BMTUに頼ったのですが・・・いまいちですね。

 あとドイツポストバンク、オランダのABNアムロ(なくなっちゃいましたが)なども、作れる。と聞いたことがありますが・・・話がそれすぎました。ご健闘をお祈りします。

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2件のコメント

  • 08/01/31 18:10

    横道にそれますがドイツのPostbank

    ドイツのPostbankですが、1年以上の滞在許可証がないと作れないとワーキングホリデーで行った友人が言っていました。いまから確か6年前です。

    口座なしでは困るのでその友だちは結局地元のStadtsparkasseに口座を開設しました。

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  • 08/01/30 23:20

    Re: 非居住者のフランス・欧州での口座開設・・・横レスです

    高島たいらさん、ゴンです (^.^)/~~~

    詳細な情報有難うございます。

    僕も一時いろいろ調べたことがあって・・・
    クレディ・リヨネと言う銀行名もそのときであった名前です。
    一度倒産?状態になったとか、ならなかったとか・・・(違うかな)

    スイスはプライベートバンクで有名ですが、まるで別の世界の話なのでパスです (^^ゞ
    一時怪しげな業者が「○千万円からでもスイス銀行に口座開設」なんて話を
    してたのを思い出しました (^_-)

    いずれにしても、従来のやり方とどちらが有効なのか検討してゆきたいと
    思ってます、有難うございました (^.^)/~~~

    トピ主さん、重ね重ね失礼いたしました <m(__)m>

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