50分でした 3月末というので30日のスケジュールを見ていました。29日までは VCE 1205 AMS 1425で確かに50分。 業界用語でMCT、すなわち最小接続時間はクリアーしているので、 航空会社による遅延の場合は、きちんと対応してくれます。また、 15分程度ならば待つ可能性もあります。これは、次が長距離便で、 しかも行き先が日本だからです。短距離ならば、出発時間10分か 15分前にゲートを閉めることはあり得ます。以前、フランクフルトの 空港でANA便が、遅れの常連アリタリア便を待って数時間(二時間近く) 遅れたことがあります。ANAのラウンジでは、「いつもアリタリアさん が遅れるので」とこぼしていました。 短距離が待たずに出た例はいくらでもありますが、最近の例では、前の 便が長距離で、これが遅れ、接続便まで20分。広い空港内を走ることを 覚悟して出たのですが、なんと出口で次の便の搭乗券を渡されました。 脅かすようですが、定時にスキポールに着いたとしても、娑婆に出られ るまでに5分程度掛かります。フォッカー100で通路も狭いので、予想外 に掛かるのです。このときすでに残り45分。恐らく、日本人が多いこと は予想しているでしょうから、成田便への案内はあると思います。脇目 もふらずにゲートに向かいましょう。 ヴェネチアの空港は綺麗になって、店も充実していますが、スキポール には適いません。買い物等の誘惑も振り切って。免税手続きも無理で しょう(ヴェネチアでできる場合もありますが、なんせ相手はイタリア 人、あてになりません)。出国、免税ともスキポールでです。 小国ひとつを挟んで南の国の空港ほど、やっかいなことはないし、きち んと対応しています。空港の充実やフライト接続等も、小国ならではの 配慮です。敢えてフライトを変更するまでもないと思います。くれぐれ も迷わないように。危ないと思ったら、聞くことです。