理不尽と思われるほど宿代が高い イタリアの両都市は宿代の高さでは群を抜きます。さらに悪いこと に、高いくせに設備サービス等は期待できない。とくにヴェネチア は売り手市場です。行ったものの、高いところしかない、満足は できないが、他もいっぱい、探す気力もないということにならない ためにも、国内で吟味できるうちに探すほうが良いと思います。 足の向くまま気の向くままというスタイルで、現地で交渉するのが 好きならば止めません。ここで書くのは気が引けるのですが、 この本に載っている宿はあくまで多くのうちの一つです。掲載理由は 様々ですが、本に載った時点で堕落するという可能性も頭に入れて おきましょう。レストランは「載っているので止めておこう」と普通 考えてしまいます(最近、当たりがあったので見直しましたが)。 現地で探すのは、この道何十年の大御所が何人も居るし、某南九州 の知事のように広報担当のようなかたも居るので、こつを聞いてく ださい。まあ、現地で探す場合は、明るい内に着くです。初めて の土地ならば地理を頭に入れるとか、交通の便の良さ、ミラノの 場合は夜の治安などが重要でしょう。ヴェネチアは安全で、余程 のことがない限り交通もあまり関係ない。これだけ見ても、日本で 日本語で調べられ、思案できるほうが断然良いはず。このような ことができなかった太古の昔(と言っても高々10年前)では現地 調達は当たり前。