放送より各種の掲示を確認して下さい、特に列車番号を

ホント、皆さんおっしゃるように車内や駅の放送は聞き取りにくいです。英語でもそれぞれのお国訛りが出ますし(ユーロスターはフランス訛り)、大きな駅では屋根(たいていドーム)に反響してしまいます。中小規模の駅では放送すらありません。

幸い、駅の時刻表やホームの案内表示、車両の行き先表示は日本よりも親切です。ドイツが典型的で他の国もそれに倣っていますが、駅の時刻表は終点のほかに途中駅の到着時刻まで出ています。客車の行き先表示も途中の経由地を細かく出ていることが多いです。ICEなんかでは日本でも良く見られるスクロールするLED表示器が車内のどこかについてます。英語の表示でなくても、見てると不思議に分かってきますよ。

こうした案内表示を見る際は、ヒコーキの便名と同じように、常に列車番号を意識して下さい。9314とか、D1234とか、ICE505とか、どんな列車にも必ず列車番号が付いていますので、これで自分の乗りたい/乗るべき列車を見極めて下さい。列車の愛称は付いて無いほうが多いので、愛称だけでは判断できません。「8時ちょうど(発)のあずさ2号(松本行)」というわけにはいきません。
日本では、JRの場合は全ての列車時刻表に列車番号の記載があるものの、実際に駅や車内の放送や案内表示ではあまり使われていないので意識しませんけど、ヨーロッパではホームの案内にも出ますので、これを頼りにするとまず間違いはありませんよ。

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