バンテアイ・スレイをタ・プロームに代える

昨年の9月下旬に東南アジア旅行の折久しぶりにアンコール遺跡を訪れバンテアイ・スレイにもタ・プロームにも行っていますが----、

★バンテアイ・スレイは昨年の9月訪問時点で全面修復中で、壁で囲まれた遺跡の建造物(中心部分)はそっくり一回りロープで囲まれてしまっていてまったく周りから眺めるだけでした。バンテアイ・スレイは赤色砂岩のあの精緻な彫刻が一番の見学の見所なのにです。従来のように近寄れずはっきり言ってただバンテアイ・スレイの遺跡のある場所に行ったというだけの感じでした。ひどくがっかりしました。

私がはじめて訪れたときはだいぶ状況が違い何の制限もなく直接すべての彫像に触れることさえ可能なくらい自由に見学出来たのですが、その後A・マルローの盗掘事件で有名なあの東洋のモナリザ・デバータ像だけが近ずくことが制限され自由に見れなくなってしまいました。

それが昨年の訪問では遺跡本体の全面修復のため壁の中の建造物がそっくりロープで囲まれてあの赤色砂岩のすばらしい彫刻はただ<ロープの外側から見える部分だけ>上っ面を見るだけという状況になっていました。

この修復が2008年のいつまでだったか今旅先なので詳しく思い出して書けないのですがたしか今年の8月ぐらいまでだった気がします。少なくとも1月、2月は満足な見学は出来ないはずです。今行っても大勢の観光客が一時に押しかけしかもロープの周りを魚が回遊しているかのような状態でろくすっぽ見学できずに帰ってくることになります。

★バンテアイ・スレイは出来れば修復が終わるまで<初見学>をもう少し待ったほうが(はずしたほうが)いいと思います。残念ですが私の正直な意見です。

旅行会社はツアーの参加者を集めて案内するするのが商売ですからこういうことを正直に親切に言う気は多分ないでしょう。旅行に参加する人にきちんと事実を伝えずまるで当たり前に見学が出来るかのように旅行日程を組んでいる旅行会社は私に言わせればすべて高い金を取って<詐欺>を働いているに等しいことになるのですが---。

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ということでこのバンテアイ・スレイの見学に関しては現地であるいは出発前に旅行会社の人間に話して自分で按配してもいいと思います。
旅行会社の人間あるいは現地の係員に以上のことを問いただしてバンテアイ・スレイの見学の時間をタ・プロームの見学に当てるようにしてはどうでしょうか?

旅行会社の人間も現地の係員も素直にOKしないかもしれませんが、今現在の状況では何も知らずバンテアイ・スレイに連れて行かれる人が気の毒な気がします。


(以下は万が一私の案を取り入れると仮定した場合ですが-----)

私が気になるのはバンテアイ・スレイの訪問予定はは3日目の午後にな
っていますからアンコール・トム訪問のあと代わりにタ・プロームに<昼食後に>出かけては見学時間にもよりますがホテルへの帰着がその分遅れます。

その心配をなくすためアンコール・トム見学の後食事に参加せずそのままタ・プロムに向かい早めに見学する---遺跡はどの遺跡もすべて観光客ツアー参加者がグループや団体で昼食のためホテルに戻ったりどこかのレストランに落ち着く時間帯(11時～13時/14時)がもっともすいています。ゆっくろ落ち着いて見学出来ます。一番暑い時間帯ですけど一番すいているのです。そして遺跡の周辺や入り口にはどこも食事が出来る小さなレストランがたくさん建ち並んでいますから見学のあとで食事は出来ます。

また移動時間もアンコール・トムからタ・プロムまで距離はわずかです。遺跡の前にはどこも乗り物が十分な数待機していますから遺跡間の移動も遺跡を見終わってからシェムリアップへの宿への帰還も個人でも特に問題はありません。夕方の飛行機に乗るためにホテルに早めに確実に帰還し他の参加者と合流することは十分可能です。

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以上旅先のラオスのルアン・プラバンでたまたまここを覗いて書いてみました。とりあえず参考にしてみてください。