レポート

コスタリカ旅レポート

公開日 : 2008年01月15日
最終更新 :

のりーたさんのレポートを見て、無事楽しくコスタリカの旅をする事が出来たので、私もどなたかの参考になればと記させて頂きます。日本からの全行程10日間、前半は海を満喫しようと、太平洋側のコルコバードナショナルパーク(宿泊はDrake)、後半は溶岩を見るべく内陸のFortunaへと、全く雰囲気の違う2カ所を訪れました。

 元旦フライト、Delta航空にてアトランタ経由(アトランタまで約12時間・コスタリカの首都サンホセまで約4時間)で同日夜着。
 KABATA Hostel(いわゆるバックパッカーです。ぬるいお湯しか出ないですが、バス共同シングル1泊15$は安い!空港からのピックアップサービス20$もあるので夜到着でも安心です)に数時間滞在し、翌早朝5時のパブリックバスでPalmarへ。バスのチケット(20$)は、事前にGreenstone Adventureという現地の旅行代理店に、宿に渡しておいてくれるよう手配しておきました。その代理店が、Palmar以降宿までの移動手段、1日3食付き3泊の宿代、2ダイブ、コルコバードトレッキングツアー、Drake~SanJoseまで戻る際のフライト代全て込みで550$というパックを組んでくれました。

 Palmarからは、タクシー、ボートと乗り継がなければならず、全くスペイン語ができず英語も怪しい私はドキドキでしたが、意外となんとかなるものです。周りの助けを借りつつ無事宿に辿り着きました。Drake湾沿いの宿に行く際には、ボートから直接ビーチに降り立つので(桟橋がない!)、みな膝ぐらいまで海に浸かってざぶざぶと歩いて行きます。翌日のダイビングも、翌々日のコルコバードナショナルパークトレッキングツアーも、宿近くのビーチにボートが迎えに来てくれました。道が舗装されていないので、車移動よりボートの方が早いのかもしれません。その舗装されていない道を散歩している道すがら、ケツァールに会う事ができました。自然をそのままにという事なのですね。

 Drakeに3泊の後、首都SanJoseに戻るまでは前述の通りフライト(約1時間)です。Sansa Airという国内線で、12人乗りの飛行機は重量制限が厳しく、体重まで聞かれました。サイズ的に、車が空を飛んでいるようなものなので、そこらのアミューズメントよりもかなりエキサイティングです。余談ですが、パイロットがモデルみたいに格好良かったです。パイロットにも体重制限があるのかもしれませんね・・・

 SanJoseでまた1泊し、翌日Fortunaへ向かいます。ここからは現地の日本人経営の旅行代理店、ゴジツアーズにお世話になりました。SanJoseからFortuna(約4.5時間)への移動はDoor to Doorのツーリストバスです。もちろんパブリックバスより値段は高くなりますが、パブリックバスの停車場から宿までのタクシー代、安全性(ここの路線は盗難が多いそうです)など考慮すると、ツーリストバスの方が良いような気がします。実際、偶然にも私が移動している際に交通事故があり、大きなバスが立ち往生している中、私の乗ったツーリストバス(タウンエース位のサイズ)はUターンしてオフロードに突入。ドライバーの腕は見事でした。

 ここでは、ゴジツアーズでおすすめの宿、Observatory Lodgeに2泊しました。溶岩を見るには最適のスポットと言う事でしたが、残念ながら濃霧により、山は1度も姿を現しませんでした。でも、始終、地球の声かと思うような音が聞こえたのには感動です。早朝4時頃、暗闇の中にうっすらと赤い光を見られただけでもラッキーだったのかもしれません。
 昼間はCANOPYという、コスタリカで有名なactivityに挑戦。高い所にケーブルが渡してあり、そこをターザンのようにぶらさがって滑り降りていくというものです。滑っている間は気持ち良く、怖くないのですが、ケーブルと自分をつないでいる器具をはずしたり、その台に上るはしごを登ったりする瞬間はドキドキです。他の地方でもやっているらしいので、コスタリカに訪れた際には(高所恐怖症でなければ)是非チャレンジして頂きたいです。
 
 Observatory LodgeよりSanJoseの空港までツーリストバスで移動し、アトランタへ。帰路はアトランタで1泊しなければなりません。空港からのシャトルバスがあり、安価なところという事でMicrotel Airport Hotel(50$弱)に宿泊。安さ重視の方にはおすすめです。

 遠いのが難点ですが、私にとっては本当に楽しい旅でした。今回はカエルを見る事ができなかったので、ぜひリベンジしたいと思います。もう少し英語もスペイン語も勉強して・・・

 今後コスタリカに行こうとされている方にお役に立てればと思います。こちらにご質問等レスポンスして頂ければ、わかる範囲でお答えします。では皆さん、Have a nice trip!

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1件のコメント

  • おかえりなさい!

    えすぺらんすさん おかえりなさい

    レポート拝見しました、コスタリカを満喫されたようですね。
    楽しく拝見させていただきました。
    野生のケツァールに会えるなんて、うらやましいです!

    私はヒューストン経由でしたが、アトランタ経由も効率よさそうですね。(小説 風と共に去りぬ の舞台というのも興味が有りますし)

    ダイバーにとって人気のある地域だと聞いていますが、太平洋側の海はさぞや綺麗だったのでしょうね。

    自然満喫とはいえ、中途半端な舗装道路をワゴン車で爆走するのは スリルがありますね(笑)
    お尻が痛くなりませんでしたか? 

    次回はカエルですね
    ホテルで養殖?されている赤目カエル・・手に乗せてもらえましたよ。
    モンテベルーデの カエル博物館も楽しかったです
    夜の方がカエルが元気です! 日中楽しく自然観察をしたら、夕涼みに行くには最適です。
    カエルは、大きな水槽の葉っぱの影に隠れています。ガイドが見つけてくれないと??です
    体が透明で、内臓が透けて見えたり、超派手なカエルが沢山いました。
    同じカエルでも、美醜で区別して呼んでいるようです。
    綺麗なカエルは「ラナ」 ヒキガエルのよう不気味なのは「サポー」
    蛾と蝶みたいな線引きです(笑)

    蛇足ですが 
    日本でも「金が返る」「無事に帰る」と カエルは縁起物ですが、コスタリカでも人気が有ります。
    パナマに生息する「黄金カエル」にちなみ 黄色や金色の折り紙で「カエル」を折ると大変喜ばれました(実際はクリーム色カエル?)
    次回のコスタリカ訪問まで、マスターしてください! 

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    ありがとうございます!!

    早速読んで頂けたのですね。ありがとうございます。
    本当は直接レポートのお知らせをしなくてはと思っていたのですが・・・
    お恥ずかしい事に、私はレポートをアップした後、仕事上のお客さんからひどい風邪をもらってしまい、ようやく今パソコンを立ち上げられるぐらいになったところです。コスタリカですっかり夏モードの体質になっていたせいか、帰国後の寒さも身にしみます~~~

    ダイビングには、もしかするとニコヤ半島の方が人気なのかもしれません。ただ、リサーチ中に、ニコヤ半島は観光地として垢抜け過ぎていて、コスタリカ特有ののんびり感とは少々趣きが違うという情報を見つけたので、あえてカーニョ島にしてみました。コルコバードとセットにできるというのが最大の魅力でしたし、何より、カーニョ島付近でのダイビングは流れがなくて簡単なんですよ(笑)道中のボートこそ本当にお尻が痛くなる程でしたが、全く船酔いせずに済んだのは奇跡的でした。コスタリカマジックですかね~

    Arenal Observertory Lodgeで偶然出会った日本人ファミリー(チリに住んでるんですって!)も、私と同様にカエルを探して歩いていました。天然の黒いの(サポーかな)を一匹見つけたそうです。やっぱりあれだけの大自然を持つコスタリカで天然ものを見つけるのは至難の業なんでしょうね。カエルを探して草むらを凝視している際、随分蚊にやられました・・・とほほ。
    次回は養殖目当てに行きます。

    そうそう、空港内にあるショップ棚の下の方に、とっても小さいサイズのカエルリングを発見して購入しましたよ。無事に帰るように、と、またコスタリカに帰るように、と願いを込めて。