アグラとヴァーラナスィーは大都市以外の例として挙げたのですが。 >先に挙げた4つの都市を訪れるだけで済めばいいです。 観光だけで成り立っているようなこれらの小さな街でさえ、ATMはこれだけありますよ、という意味だったのですけど? >よしんば、他の観光地にもATMが設置されたとしましょう。 観光地にはなかなかATMを設置するだけの利用者は期待できないと思いますね。先に言ったように、ATMは外国人用ではありません。 >宿泊するホテルから、ATMまでオートリクシャを使って両替に行けとでも言うのですか ? >現実にインドを旅しての不便さは20年前とほとんど変わってません。 おっしゃるとおりです。T/Cを両替する銀行も同じですね。 T/Cは中級ホテルなら両替できるので旅行者には便利です。 今は宿泊客以外お断りがほとんだと思いますけど。 チェンナイで泊まった中の下のホテルでは$現金さえ宿泊費支払い以外は両替してくれませんでした。通りの反対側にあったATMコーナーでシティバンクのキャッシュカードで引き出しました。もちろん、そんな立地のホテルばかりではないので、私は基本的には現金派なんですけど。 >カードを使うのを優先するあまり、万一にも落としたり盗まれたりしたらどうしますか。それこそ命取りです。 万一は何処にもあります。T/Cにもクレカにも国際カードにも現金にも。万一のときの連絡先の控えは必ず持ち、留守宅にも言付けておきたいですね。でも命まで取るような荒っぽい強盗は、カードより現金を狙うと思いますけど。 >彼らが海外で大金を稼いで御殿を建てたという話は寡聞にして知りません。 そうですか。コーチンからティルバナンタプラムへ向かうバスに乗ると、海外出稼ぎ御殿がたくさん見られますよ。 >工事現場の労働者と、エリート階層。海外で働いた経験のあるインド人の数はそのどちらが多いか、言わずとしれたことでしょう。 子供の頃、井戸から4キロの道のりを水がめを頭に載せて何度も往復し、クラスメイトの家で毎朝小作をして小学校へのバス代を稼いだというインド人が、頑張って教育を受け、米英豪等へ行くチャンスを掴んだ看護婦の女性と結婚してあちらで職を得、故郷に御殿を二つも建てたという話はゴロゴロしてますが、彼らはそのどちらに分類されるんでしょうね? 海外出稼ぎ組の職業で多いのは、ITと看護婦が同じくらいだと思います。統計を見たわけじゃありませんので、はっきりとは言えませんが、看護婦の夫や家族で職を持つ人を合わせれば、こちらのが多いでしょう。IT技術者の家族はあまり働きませんからね。 あ、ちなみにガルフへ出稼ぎに行くインド人の職業は電気工事/エアコン工事従事者が多いです。土木工事現場はパキやバングラやベトナムや中国人に占領されてますから。
蛇足ですが、エリート階層で海外で働いた経験のあるインド人はほとんどいないと思います。 海外へ商談に行ったり、海外出張に行ったり、観光や休暇に行ったり、子供達が留学に行ったりはするでしょうが。
よくお勉強されているようで で、実際に見てきて、ご本人に会ってのことでなんしょうね、きっと。 それだけ自信たっぷりにおっしるのなら。(笑)
ありがとうございます。お褒めの言葉と受け取っておきます。 自信がないことをむやみに公に投稿したりしないよう、いつも気をつけています。
そんな話がごろごろしてるんですか(笑)。 >>子供の頃、井戸から4キロの道のりを水がめを頭に載せて何度も往復し、クラスメイトの家で毎朝小作をして小学校へのバス代を稼いだというインド人が、頑張って教育を受け、米英豪等へ行くチャンスを掴んだ看護婦の女性と結婚してあちらで職を得、故郷に御殿を二つも建てたという話はゴロゴロしてますが。 インドにはそんな話がごろごろしてるんですか(笑)。 いいですねー。 僕が聞いた話では、 それよりも、 日本語を聞きかじって勉強して、 日本からやってきた旅行初心者の女性を騙して、 結婚して、金を引っ張って、 インチキ旅行社を作って、 日本人を騙して、金儲けをして、 日本女性を監禁強姦してたら、 やっと告発されてつかまった アグラの旅行ガイド の方が、有名ではないでしょうか。 新聞にも載ってましたし。 「アグラ日本女性監禁強姦事件」について考える http://tabi.yumenogotoshi.com/danger/agra_danger.htm インドが安全だなどというのは夢物語です。 みどりのくつした
もちろん、有名なのは悲惨な話、不幸な話の方ですよ。 人の不幸は蜜の味ですからね。 >インドにはそんな話がごろごろしてるんですか(笑)。いいですねー。 いいですか?私は「偉いなー」と思いますけど。学資もないのに働きながら教育を受け、必要なら言葉の通じない他州へ同郷の知人を頼って行き不便な共同生活をし、睡眠時間を削って勉学に費やし、海外に行くのも借金をして、あちらに着けば差別に耐えながら言葉を覚え、仕事を見つけ日々スキルアップに励む。「いいですねー」なんて気軽にはとても言えないです。 ついでに書き忘れましたが、工事現場とIT技術者、海外で働くインド人でどちらが多いかと言えば、当然ながらIT技術者の方ですね。 工事現場作業員については、インドは出稼ぎされる側の国です。パキやバングラ、ネパリが建設ラッシュのインドにたくさん来てますね。 ガルフ諸国へ行って単純労働で高給が稼げる、という話は教育を受けていない田舎のインド人が騙されて行くのです。もちろん、そんな話もゴロゴロしています。インドの週刊誌でも度々話題に上る有名な話です。 こちらは騙されているので得るものも無く帰国し借金だけが残るので、同じく人の不幸話として面白おかしく流布され、有名になるんですね。教育をまともに受けていないインド人が海外に出稼ぎに行っただけで国内よりも高い収入が得られるわけはないです。そんな程度の仕事さえない国の人が背に腹は変えられず、過酷な労働条件と労働に見合わない安い収入でも耐えて働いているのです。インド人には耐えられませんよ。そんな程度の仕事なら国内に腐るほどあるんですから。 まさかみどくつさまほどの知識人が、そんな少数派で有名だというだけの話を鵜呑みにして、多く(インド国の人口比ではなくて人数の多さです)の教育を受けたインド人が海外へ出稼ぎに行って海外マネーを持ち帰っている事実を否定するはずはないと思いますけど。 ああ、アグラやヴァーラーナスィーやカジュラホやボードガヤーは観光だけでもっているインドの中でも小さな田舎町だということはもちろんご承知でしょうが、その世界が全てという旅行者にATMを勧めるつもりは毛頭ありません。でももう少し足を伸ばしてみるのならば、大都市を全く避けてはいられないと思うんですけどね。 あ、日本の新聞にはこれらの事実は載っていませんから。インドについては面白可笑しい話しか載りませんよ。インド国内で大学生が行方不明になっても載りませんから。日本のガイドブックにも載りません。アグラの自称ガイド云々の話の方が旅行者には身近で即効性があり且つ話として面白いですからね。 もちろん、インドが安全などというのは夢物語です。 日本が安全だというのが夢物語と成り果てたのと同じように。