08/01/08 08:01

そうですか

残念ながら、ASUSのMBは10枚以上所有し、日本では当時入手でき
なかったポケット型WiFiルーターを輸入したり、周辺機器でも
お世話になっています。

199ドルは当初の予定で、実際はその倍。さらに使い物になる8G
製品は6-7万円ですし、これにWindowsXPのライセンスが加われば、
安価なラップトップに並びます。激安MBには安物パーツしか使わ
ておらず、半年で捨てる気持ちならば別ですが、最近の傾向とし
ては、メモリーを含め、信頼性に重点が置かれているため、爆発的に
売れるとは思えません。

日本市場では見た目、信頼性が最重要なので。

日本は世界で一番最新型が売れる国と見て良いでしょう。
ですから、海外で売られているのは、日本市場から見れば、一世代
から数世代前のものです。これを利用して、中古市場(関係ないで
すが、昨日中古販売で逮捕者が出ました)で儲けようとする人が居
ます。また、善意で発展途上国や貧困者にPCを供与しようとする
運動もありますが、十分使えるのにも拘われず日本で捨てられる
PCではキーボードとOSの壁があり、うまく行っていません。
このような状況なので、日本で世代遅れのラップトップを買う方が
賢い方法です。今どきのセルロンMの600-900MHZ程度に6万円以上
払う価値は皆無と言って良いのではないでしょうか?リナックスを
入れて遊ぶのなら、私ならば、その辺に転がっているラップトップ
か秋葉原の道ばたで一万円程度で売られているPCを選びます。
シリコンディスクも何とか実用に耐えられる32Gはまだまだ高いし、
最速CFもまだ8Gが限界。これを4枚使っても5万円を切るのは困難
です。HDDよりもMBのコンデンサーが先に壊れそうなマシンを買う
人が果たしているか。安価なラップトップも何度か出ていますが、
売れた試しがない。

米国は特に価格が問題となります。品質は二の次で、安さが一番。
家電が中国製で占められたのを見れば明らか。日本にひたすら近づ
こうとしている格差社会の反映とも言えるでしょう。ですが、日本
の売れ筋は信頼性と見てくれです。なんであのような使えないキー
ボードの製品を出す会社のものが売れるのか、不思議なのですが、
これが現状。

OSがLINUXならば2万円程度安くするし、メモリーも最低限で良い
かも知れません。これも激安の要因です。しかし、WindowsXP
(2000は動いても、最新のアプルケーションが使えない、特に
アンチウィルス系)にするとなると、スペック的にもきつくなる
し、何より高価になることは間違いない。LINUXでも、かつてホリ
エモンが健在な時代に話題になったLINUX系OSも結局は消滅状態。
ディスクトップですらこれですので、自力での解決が困難なラップ
トップになれば、どれほどの層が使えるのか。プリンターはどうす
るの?ストレージ以外の周辺機器は?と考えると、ネット端末に
しか使えない。

かつて、カシオがLINUXとWindowsとのデュアルブートがスイッチで
可能な薄型ラップトップを出しました。コンセプトは良かったのです
が、やはり好き者にしか受けずに消滅しました。現状は、OS入れるの
が趣味という人にしか、使われていないと思います。また、出来の
悪さを云々するよりも、世の中の標準がMSのオフィス製品になり、
互換ソフトの互換性を躱すようなアップグレードをするMS社の戦略
もあって、必ずしも完全互換とはならない無料オフィスが何処まで
受け入れられるか、現状を見れば、これも悲観的。

本当に海外に楽に持っていけるPCは、OQO(1は使い物にならず、使え
る2は高い)とかEverunのような500gを切る製品です。さらに小さい
ものはWM6などのCE系ですが、PCではないので、用途が限られます。
MS社がWindows完全互換の軽量OSでも作らない限り、超軽量PCは
これが限界(上記のものでも、長時間使用は無理)。Eee PCはその
ようなものでもないし、ブレークする理由が見あたりません。

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