どちらかと言えばVISA 二、三年にヨーロッパでのクレジットカード決済のシェアはVISAが過半を超えているという新聞記事を見たことがありますが、特に訪問される国々では歴史的経緯もあり、VISAの方が利便性が高いようです。中でもフランスでは、ティッシュのことをクリネックス、生理用品のことをタンパックスというように、クレジットカードのことをVISA(カルトブルーと同義)と言うこともあります。また、クレジットカード社会なので、ちょっとした金額の支払いにも使えます。 勿論、MASTERCARDでも大丈夫ですが、このブランドはどちらかというとオランダ・ドイツ等で主流のようです。 基本的には、私はキャッシングもでき、支払手段としても使えるクレジットカード(と、フランスは現金レートが良いので円キャッシュ)を持ち歩いています。 国際キャッシュカードでもいいと思いますが、支払手段としては使えません。トラベラーズチェックも同様に、ヨーロッパでは支払手段として使えることが少ないです。 つまり、支払いを行うときには、キャッシュをどこかで調達し、持ち歩かないといけませんので、その間はセキュリティが働かなくなるということです。 できる限り複数の支払い手段を持つに越したことがありませんが、優先順位をつけるとすると、個人的には、クレジットカード、円キャッシュ、トラベラーズチェック、国際キャッシュカードという感じでしょうか。
それと これも以前書きましたが、ヨーロッパで日本人が何故スリや引ったくりに狙われやすいか?の答えの一つは、他にも種々ありますが、キャッシュを持ち歩くこと、です。まだまだ現金主義ですからね。 普通のフランス人の財布には、現金は精々2,30ユーロ(3-5千円)程度しか入っていません。