Re: 国境越えのパスの扱い、など

あけましておめでとうございます。

1)ミラノでの切符の買い方・・・はやったことがないのですが そのまま窓口で このコースならドモドッソーラまでの切符を買えばいいのです。 スイス・フレキシパスまたは スイスカードはなぜかイタリアサイドのずいぶん手前のドモドッソーラまでが通用範囲です。(ここからロカルノ・ルガーノへ出るチェントバリー線(イタリア・スイス国境を走る)全線が適用範囲のためと思われます。

 バリデーションについては この秋から車内で車掌さんにやってもらえるようになったはずです。 ですからミラノではそのままで(スイスカードまたはフレキシパスを見せた方がいいでしょう)でイタリアサイド分だけ購入です。 できれば前日か 当日少し早めに・・。意外と前に人がいると時間がかかりますので・・・。

2)貴行程をどう回るか・・によります。 スイスカードは国境からの初日と 国境への最終日が利用できて中が50%です。 スイス・フレキシパスは 3日間から指定する日数分利用でき(自分で乗る日に決めます)その最初に利用日と最後の利用日の間の指定日以外は50%、美術館・博物館はほとんどが入場無料。

3)スイスカードの場合 初日ドモドッソラ/ツエルマットを利用。最終日ベルン/ジュネーブ(原則最短ルートとなっていますが・・)まずどのルートでもOK,少し戻ってパノラマルートも利用可です。間の移動が50%とお考えください。

細かな計算は www.sbb.ch で 時間を調べながら FARE を調べればどちらが得か損かがでます。 感じではフレキシの3日、つまり ツエルマット/インタラーケン(またはグリンデルワルドかウエンゲン・・に直接入るのをおススメします)で 残りの1日を割引で買う・・のが
いいか・・と。 つまり スイスカードの利用区間と ツエルマット/インタラーケン・または?間の3日間。

同行者がいれば セーバーを買えばもう少し割引になります。ただし同一行動ですが・・。 

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • ありがとうございます,そしてもう1点・・・

    ぼうふらおじいさん様,早速のレスどうもありがとうございました,非常に参考になりました。

    そしてもう1点お尋ねさせて下さい。スケジュール的にミラノ発が14時過ぎになりそうで,それに合う列車を時刻表で調べたらツエルマット着が18時半頃になります。そして,渡航時期(3月中旬)の日没時間も18時半くらいらしいです。ブリーク―ツエルマット間の車窓が薄暗がりというのはもったいないんでしょうか?もしそうなら,ミラノに1泊して翌朝発とうかと思っています。

    お手数ですが,ご教示お願い致します。

    • いいね! 0
    • コメント 1件

    残照のマッターホルン、朝焼けのマッターホルン・・・!

    ご心配なく。そのまま迷わずお進みください。・・お天気ならではありますが。

    BrigまたはVisp(乗換えがもしかするとこちらの方が便利になっているかもしれません)/Zermatt間はそれほど車窓に見るべきものはありません。

    いえ 無いというほどではないのですが 谷が狭いため周囲の高い山はほとんど見えません。谷の入り口から小さな村々が対岸や高い尾根筋に明かりを灯して夕なずむ車窓に見え隠れします。 

    マッターホルンは最後まで見えません・・・たぶん、ツエルマット駅の手前でチラっと見えるという人はいますが 私はいまだ見るチャンスがありません。ただ一駅手前・・テーシュからブライトホルンを真ん中にする雪の山陵が望めます。 

    日没と到着が同じだから・・見えないと思われて下りますが、<春の日は暮れそうでなかなか暮れない・・・>のです。 日没後の残照のなかの黒々とそそり立つマッターホルンは・・、たぶん忘れがたい風景とぞんじます。

    そして 朝の光の中のマッターホルンを想像してみてください。 テッペンの三角形の頂点に赤い光が射したかと思うと見る見るうちにその赤い点が大きな三角にみるみる拡大していくのを見守る・・いえ寒いのですが、なぜかさむくありません。ぜひご体験ください 。

     この体験は・・・。ゴルナグラード鉄道全線がたとえ真っ暗闇でも私ならツエルマットにまっすぐ行って泊まります。

    ・・・どうなさいますか。