日本の地下鉄の電圧

今月発売された「鉄道ファン」誌2月号に地下鉄が特集されています。ちょうど今、手元にありますので、それを見てみると日本の地下鉄の電化方式は以下のとおりです。概ね古い路線が第三軌条方式です。1500Vの第三軌条はありません。第三軌条は保安上の理由から高圧には向かないということのようです。600Vでも十分危険だと思いますが、第三軌条による感電事故の記憶がないので意外と事故は少ないのではないでしょうか。 

・札幌 南北線:第三軌条DC750V その他:架線DC1500V
・仙台 DC1500V
・東京 銀座線、丸の内線:第三軌条DC600V その他:架線DC1500V
・横浜 第三軌条DC750V
・名古屋 東山線、名城・名港線:丸の内線:第三軌条DC600V その他:架線DC1500V
・京都 架線DC1500V
・大阪 堺筋線、鶴見緑地線、今里筋線:架線DC1500V その他:第三軌条DC750V
・神戸 架線DC1500V
・福岡 架線DC1500V

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    07/12/28 15:24

    電子スピン共鳴さま、詳しい情報ありがとうございます。

    地下鉄の第三軌条もDC1500Vだとばっかり思っていました。

    若い頃、仕事で数百Vの電解用直流電源を設計しました。旨く動かずに苦労した記憶があります。下にゴムマットを敷いて作業用の長靴はいて作業していました。その頃、数百ボルトなら感電したことがあります。もっとも回路上なのでパワーはなかったのですが、半日ぐらいしびれていました。電気は怖いです。それがいやではありませんでしたが、...
    エレクトロニクスに転業しました。

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