荷物と人間は別 もともとのIKKEさんのお尋ねは荷物の話ですが、レスポンス内では荷物の話と人間の話が混在しているようですね。 原則論としては、「1冊の航空券として発券されていて」「乗り継ぎ時間が制限時間以内」であることが、人間・荷物ともにスルーチェックインできる条件です。ただし、乗り継ぎ後が国内線区間であるときは、乗り継ぎ空港でいったん荷物の引き取りが必要になる場合があります。 乗り継ぎ時間が制限以上の場合は座席の指定が受けられないので、「人間のみ」乗り継ぎ空港でのチェックインが必要となります。乗り継ぎ空港のシステムの対応状況によっては制限時間以内でも人間のみ再度のチェックインが必要となることもあります。 1冊の航空券として発券されていない場合には、会社あるいはアライアンスによって取扱いが異なりますが、一般論として、同一会社または同一アライアンス内での乗り継ぎの場合には、少なくとも荷物はスルーチェックインできる場合が多いようです。 ただし、別冊の航空券が国内線扱いの場合には、適用する約款が異なるために、人間・荷物ともにスルーチェックインができない場合が多いようです。(別冊が日本の国内線の場合など) また、エアカナダなど、別冊で発券されている場合には同一アライアンス内であっても一切スルーチェックインができない会社も存在します。 なお、国際線同士であれば、別冊で発券された航空券の予約記録をシステム上一つにまとめることも可能な場合があるようですので、荷物の件は別としても、メインとなる航空会社の予約センターに連絡されておくことをお勧めします。とくに日系の航空会社であれば、どの便から乗り継ぐかが分かっていれば、到着ゲートに案内係員が待機していてくれたり、乗り継ぎ便がが遅れたときに少しなら待ってもらえたりすることもありますし。 以上、原則論ばかりですみませんが、いろいと国情も絡んできますので、最悪の事態を前提に動かれることをお勧めします。