あるよ

 ここのところ年に1回程度は海外で車椅子を押しています。ツアーでも、個人手配の旅行でも出かけた経験ありです。

 ただ残念ながら該地の情報については持ち合わせておりませんので、いつもの情報収集方法をご紹介します。ご参考までに。

(1)
以下のキーワードで検索
「(地名) 車椅子 旅行」
「(英語地名) wheelchair accessibility」

(2)
政府観光局に聞く。

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★おせっかいながら、一般情報として以下ご参考になれば

a) トイレ
 観光施設のHPの他、通りすがりに使えそうな有名ショッピングセンター、ホテル、駅のホームページはあらかじめ見ておいて、車椅子用トイレの有無を確認。

b) ホテル
 車椅子の幅を事前にホテルに知らせ、客室のドアを通れるか聞いておく。

c) タクシーと荷物
 タクシーのトランクに車椅子を無理やり積むために、ロープ必携です。ちなみに、タクシーのトランクに車椅子を積むと自分の荷物を積むスペースが少なくなることをあらかじめ見越した荷造りが必要です。なんか東南アジアのタクシーはトランクが小さいと思うのは気のせいでしょうか。

d) 休憩を取りやすくする
 車椅子ユーザーである前に、お年寄りでしょうから、休憩できることが大切でしょう。具体的には、チェックイン、チェックアウトの時間に融通を利かせることができるホテルを選び、昼寝をしたり、買い物をしては休憩に戻ったりという使い方ができると便利です。

e) どう介助してほしいかを英語で言えるようにする
「介助しないほうがいいです。」
「しっかりここを握っていて!」
 我が家は介助関係で言うと大抵このくらいで言葉は足りてます。先んじてこういうことを周りに言うだけで自分のペースで動くことができますし、周りの人も安心して見守ってくれます。介助したり、されたりした経験を持つ人ならわかると思いますが、訳がわからないまま、いろんなところを握られたり引っ張られたりするのが一番困るんですよね。

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 不便なこともたまにありますが、くじけず楽しく旅行をすることがいいと思います。空港では Fast track が使えたり、優先搭乗ができたり、通常使わない裏道を通れたりして、むしろ車椅子ユーザー同伴であるがゆえに面白い経験ができるので、ありがたいと思うこともありますよ。楽しんできてください。

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1件のコメント

  • 07/12/07 19:23

    Re: あるよ

    3階の住人様

    >不便なこともたまにありますが、くじけず楽しく旅行をすることがいいと

    ホント、おっしゃる通りですね。
    頂いた情報を参考にしながら楽しめる術を探します。
    とても勇気がわきました。
    貴重な情報有難うございます。

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