重慶大厦の両替

　トラベラーJPさん、こんにちは

　九龍酒店だと、花旗銀行のATMは重慶大厦より近く(漢口中心。漢口道を挟んで隣のブロックの一本向こう側の亞士厘道側)にあるのに、あえて重慶大厦に行くのですね?
http://www.citibank.com.hk/global_docs/chinese/branch_locations/popup_c.html

まずよく言うんですが、治安が悪かったら両替商なんかが商売してない。というのが、「重要な事実」です。もちろんスリに対するみたいな一般的な注意は必要ですが、治安は悪くないです。ですので、普通にカウンターで財布を出すくらいは全然問題ないです。ただ、最近はインド系よりアフリカ系の人が多いので、肌の黒い人に囲まれるのに慣れてないと、若干、違和感があるかも知れません。これは「慣れ」ですけどね。

　香港の両替商は手数料込みのレートを提示するように義務付けられているので、ああいうメジャーな場所の両替商がこのルールを破ることはまずありません。別に手数料をとろうとしたら、即座に中止して日本語でも良いから、猛然と抗議してください。

　普通「外国人が外貨を売って、香港ドルを買う。」のが多いので、
外貨買いの香港ドル売り=BUY,外貨売りの香港ドル買い=Sellの数字は、B-Sの順で書かれていることが多いのですが、これをS-Bの順で並べたりする「悪徳業者」がいます。これはBuyだのとSellだの考えずに二つ数字が並んでいたら「自分が一万円札を出したら、小さいほうの数字の香港ドルしかもらえない。」と覚えてください。この日元に対して「小さい数字」について、各業者を回って比べてみてください。案外差があってびっくりします。(最近はどうかな)

　前にこの大厦に立ち寄った時に、入口付近の両替所で人だかりがしているので、見ると日本人の若い女性が両替商とやりあっています。あまりに態度が横柄(日本人の女性の方が)だったので、「こんなやつらからは、とことんぼったくれ。」と心の中で応援したのですが、彼女たち、香港ドルを円にしようとしていたんですね。通常の円→香港ドルのレートはぼったくりレートだったんですが、香港ドル→円のレートはそうでもなく、いまいちぼったくれずに、彼女たちは円を手にして去っていきました。ぼったくり両替商を応援したのは、後にも先にもこのときだけです。・・・・

　で、やっぱりATMを使ったほうがいいような気もしますが・・・・そこから先は趣味の世界です。よい旅行になることをお祈りします。