レポート

SEBY RESTAURANT

公開日 : 2007年11月06日
最終更新 :

ゴアといえば海の幸。

バガビーチ近く、Tito’s Roadにあるレストラン「SEBY RESTAURANT」に入った。
例によって、客はいない。
スペシャルメニューだという「KING PRAWN PLATTER(8)」を注文する。
300ルピー。
高い。

ウェイターが料理を運んでくる。
エビは8匹いないといけない。
私は、フォークでポテトをどけて、エビの数を数えた。
1,2,3、・・・。
ちゃんと8匹いる。
が、エビの身がくずれている。
というか、ほとんど身がない。
1匹食べてみた。
なに?これ?
エビの味がしない。
舌を酸味が刺激する。
ウェイターに振り向いた。
「これ、今日のエビじゃないよ!!」
ウェイターが首をかしげる。
「古い!!」
ウェイターが厨房へ入っていった。
戻ってきて言う。
「3日前のだ」
3日前?!
「今日のエビにかえろ!」
「NO」
ウェイターは続けて「おいしくないのか?」と言う。
「NO!」
私はカバンを持って店を出た。

「おいしくないのか?」だって?
私は自称グルメだけど、グルメでなくてもわかる。
あのエビは腐っている。

私ならわからないと思ったんだろうか。
それとも、内陸地方から来た外国人なら、気づかずに食べるんだろうか。
あんなモノ食べたら、腹をこわすぞ。

考えてみると、あのレストランで、誰かが食事をしているのを見たことがない。
せいぜい、ビン詰めのビールやジュースを飲むくらいだ。
あそこは、古い食材を使うことで有名な、はやらないレストランだったのだ。
経営者の外国人さえ、毎日、別のレストランで食べている。

あとで、レストランのスタッフが交わした会話は、きっと、こんなだ。
「なんで、古いってわかったんだろう?」
「日本に海はあるのか?」

教訓 ; 食事をするときは、はやっている店に入りましょう。

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