05/06/01 13:19

<4日目> 5/7(土) ブリュッセル → ウィーン泊:その壱


・ラーケン王宮温室

この温室がまた、行き方がよくわからない。ガイドブックやネットで情報を
探しても、交通機関の最寄駅が異なるのである。
迷子になりそうな予感を感じながらも、とりあえず、DE WAND(トラム
19、23、52番)で下車。
これがまた微妙に方角をつかみ辛い場所で、どうしようかと思ったところに
4人連れが目に入り、目的地は同じかも、と後を追ってみた。
彼らも道がよくわからない様だったが、遠くにアトミウムを眺めながら木々の合間を
抜けていくと、小さな教会の様な建物があり、その先に金色の装飾がきらびやかな
門がそびえ、門の狭間から王宮が垣間見えた。

そして正門前には、思い切り真ん前に路線バスの停留所があり、
さらにはブリュッセル市内観光ツアーのバスと思われるバスも次から次へと
やってきていた。
バスを使えば迷わず来れたのか~と少々悔しさを感じつつ、門の中に入った。

順路は決まっており、最初に馬車や馬具を展示している建物をさらっと見た後、
王宮前を通って温室へ向かうのだが、順路からは結構離れているのに、見学者が
ちょっとでも王宮の方へ足を向けただけで、警察官(警備員?)から注意が
飛んでいた。

ゴルフコースかと見紛う程に広大な緑地と、池の向こうの五重の塔を眺めながら、
温室に辿り着く。またこの巨大な温室が外から見ると丸みをおびてかわいいんである。
日によっては夜遅くまで公開され、イルミネーションも美しいらしいのだが、
今回は昼間、明るい日差しの中の訪問である。

入ってすぐ、いきなり竹だの笹だのが植わっていたのには、うけてしまった。
やはり土が違うのか、紫陽花も日本でお馴染みの青系ではなく、目に鮮やかな
ピンクがあるかと思うと、真っ白なものもあった。

ものすごくぎゅうぎゅう詰めという程の混雑ではないが、狭い通路のあちこちで、
皆立ち止まっては記念撮影などするので、見終えるまではやはりそれなりに
時間がかかる。
隅から隅まで行き届きまくりといった隙のない感じではないが、やはり見事である。
普段は独り占め(一族占め?)なんて、贅沢だよなあ。今度は王宮の一般公開に
来てみたいもんである。

お土産に花の種とかないかと期待したが、絵葉書と本、ビデオだかCDの映像位しか
なかったので、葉書だけ購入した。

帰りはバスに乗ってもよかったのだが、来た道を戻り、トラムでホテルまで戻った。
ホテルに着いたのが丁度15時半頃。タクシーを呼んでもらうと、5分程度ですぐ来た。


・ブリュッセル南駅

本当はスーツケースを引きずって治安の悪い駅に行くなんて“かもねぎ”だから
空港までの往復はタクシーにしようかと思っていたのだが、先日の中央駅で
全然平気だったので調子にのり、タクシーで南駅まで行って電車に乗り換える
事にした。

南駅に着いたが、切符売り場が見つからない。自動券売機があったので
チャレンジしたが、空港の駅がよくわからない
("AIRPORT"ではなく、"ZAVENTEM"とあった様な・・・?)。
インフォメーションで切符買えるところを訊いても、券売機を指差す。
(英語が出来ないので、券売機の使い方がわからない事が伝えられない。)

しかたないので有人の切符売り場を探すと、奥にあった。
購入出来てほっとしたのも束の間、券面の表示がオランダ語なので、本当に
空港行きなのかと不安になる。幸い、間違っていなかったが、なんで仏語も
併記してくれないんだろう?

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