07/10/12 08:49

今より広い(真っ当な)席が当たり前になる日が来るか

いつもながらに良くご存じで。

確かにオールビジネスはあるし、ルフトハンザのビジネスチャーター
などもあるわけです。しかし、負担しても良いので、もう少し真っ当
な席を。という声はあまり大きくならないと思っています。

私自身も欧州内ならばLCCも使います。1-2時間ならば我慢できますが、
あれで大陸間移動をさせられるのらば、ただでもお断り。今の料金の
倍を払っても良いから、隣の人の肘や肩がぶつからない、席を出る際
にリクライニングを戻して貰わなくても出られる(これはビジネスでも
難しい場合がありますが)、せめて前が席を倒しても、本が読める程度
の席が普通にならないかと思っています。

A380が就航すれば、居住空間が一気に増すので、人間的な環境ができ
るという宣伝もありますが、それは上級席だけでしょうね。

私自身は、価格競争よりも、採算の合う料金体系で、快適な居住空間
が得られるようになった良いと考えている訳です。今のように、ファー
ストやビジネス客が、エコノミー客のかなりの部分を負担しているよう
な状況は、やはりおかしいのでは。

福岡空港が例として、ある業界誌に出ていました。相次ぐ撤退で、客が
海外旅行を止めてしまった。撤退の理由は、不採算路線からの撤退です。
成田と違って、ビジネス客の需要がほとんどない地方空港は、団体だけで
は金にならない。需要自体はあるのですが、客からの収益だけではなり
たたない。

公平と言うと大げさですが、それ相応の負担をすれば、皆が快適になる
だろうが、専門家(旅行代理店勤務者)が口を揃えて言うのは、「値段
が全て」です。とのこと。

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1件のコメント

  • Re: 今より広い(真っ当な)席が当たり前になる日が来るか

    風の便りでは全世界で減便の方向を模索しているとも。
    実現すると当然料金は上がりだけで快適さは置き去りでしょう。


    どこかがトライしてはと思う提案が・・・。

    一般的なCクラス席をYの標準にし、料金を今の2倍にする。
    料金は現格安体系をベースに。

    実際Yのノーマル客は皆無に等しい筈です。

    それで貧乏人?客も減るので便数も今のままでも単純に
    キャパの支障は無いと思います。

    兎に角今のYは安過ぎてトラック(砂利を乗せている為)並み
    です。

    全社がある時期に一斉に行えば会社間の公平は保たれる
    でしょう。

    CもFも安売りが拡大しています。この辺で一歩踏み出さないと
    悪い流れが止まりません。


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    Re^2: 今より広い(真っ当な)席が当たり前になる日が来るか

    シャープ&フラット様 おはよう御座います。

    椅子で一番酷かったのはモスクワ~プラハで背中の所がパタパタ倒れた、トイレの便座が厚いベニヤ板をくりぬいてペンキを塗った代物、笑うしかなかった。旧ソ連時代の「いざ鎌倉」の時に資材を積むための飛行機の名残だと聞きました。

    大連から北京の国内線は座るところのシートが破けて中身が見えてクッションの真ん中が痔をの人が座るクッションのようだった。

    近い将来A380がバンバン飛ぶようになったら、格安エコノミー席も確実にシートは快適に変わると思います。そうしないと客は乗りません・・・多分

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