ここ一年のデータです 仰せの通り、統計のまやかしは世の中に蔓延っています。また輿論調査などは、 いかようにも操作可能です。 20代の人口減少は、最近ではこの世代がPCを使わなくなったという説に対する 反論で出てきました。この場合の統計のスパンは5ー6年で、確かに人口減少は 顕著です。しかし、それを加味しても、この世代の伸びが低いか止まっているの で、本質的には間違いではないと言っても良いのでは。 さて、本題。 データは1ー7月を、この一年で比べたもの。一方、年間減少数は約80万人。 減少率は0.6%程度。20代に重みが10倍で来るとは思えません。しかも、人口 減少がほとんどない30代も同様に減っているので、一年での人口変化の寄与は 微少です。 女性の非雇用者はやはり大きな要因でしょう。元々、若い男性は、それほど海外 旅行には行っていませんし。 価格が下がりすぎて、行かなくても良い人までも海外に出たのかも知れません。 あたかも12年前に、PC持っていない人までWindows95を買ったように。