07/10/10 11:30

Re: 若者が海外に出なくなったのは

私も興味深く読ませていただきました。

「失われた15年」のあおりを受けた若い世代の低賃金という
経済的な要因はとても大きいでしょうね。
職場でも新人のときから研修なんて後回しでどんどん仕事を
回されて、長期のお休みをとって海外なんて雰囲気じゃないかも
しれません。

また嗜好の変化、趣味の多様化によって、旅行のプライオリティが
携帯より低くなったということでしょうね。

昔は海外でブランド品を買うことが若い女性の海外旅行へつながった
かもしれませんが、今はもっと手ごろな価格の国内ブランドも人気だ
し、円安、特にユーロ高だから海外ブランドの購入意欲も下がり気味
なんでしょうね。
全身海外ブランドで固めたファッションはむしろ趣味が悪く、ブランド
品にチープなものを組み合わせつつ全体を高価に見せる方が「技アリ」
でおしゃれに感じます。

そもそも旅行やブランド品に限らず、「海外」そのものに興味が薄れて
いるとも思います。
国内回帰ということでしょうか。
洋楽の売り上げも落ちているし、海外(欧米)から来たものを無条件に
ありがたがっていた時代は終わって、国産でもいいものはいい、ある
いは日本の良さを再認識しているのかもしれません。
最近おしゃれな和テイストの商品がすごく増えているように感じます。
花火大会も若者は浴衣や甚平ですね。

クレーマーについてですが、私自身は法律に携わる仕事をしている
せいか、この掲示板で実際の契約書や約款を見てもいないのに、話の
概略だけで断定的なアドバイスをしている人は気になります。
しかも法律的に間違った助言も多い。
また旅行業者やホテル、レストランでのトラブルについても、慰謝料を
もらう権利があるとか、訴えたほうがいいというそそのかしはどうかと
思います。
しつこく電話をして怒鳴りたて担当者を精神的に追い詰めればお金を
出す企業もあるのでしょうが、法律的には実際に出た経済損ならとも
かく、精神的な損害への慰謝料なんて相当なケースでないと認められ
ません。
他人事だから言えるのでしょうが、訴えろと言われても、訴訟費用が
いくらかかるかわかっているのかな?と思うことが多々あります。
トラブルに毅然とした態度で望むことは重要ですが、テレビで見た程度
の知識を振りかざすのはみっともないので、自分はやりたくないな、
思います。

長々と失礼しました。

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1件のコメント

  • 07/10/10 18:23

    皆さん悲観的な話がお好きですね

    マスコミが書くからか知れませんが、戦後悪くなると言い続けて結果はよくなってきました。
    戦時中より可能性ははるかにあります。

    私は海外旅行などは夢でしたが今は自称貧乏人も出かけています。
    私は日本の将来を信じています。
    今までも何とかなってきました。

    考えるのは唯ですから暗い話より明るい話のほうが精神的にも良いと思います。

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