stratosです。その2です。
帰りは高速道路を通るルートを選択して帰路に。高速道路は一般道に比べ
て楽ですね。走行マナーは日本よりもみんな良いし、車速にだけ気を付け
て真ん中のレーンを130km/hでひた走り。料金所では人がいるブースを選
んだのですがやはりカードは使用できませんでした(VISAのチップ入り)。
機械に通しても認識しないということなので、現金払い(出来るように現
金も用意した)。
パリ市内に着くとGPSは市内を縦断するルートを案内するので、無視!
北駅に最も近いA10の出口を目指して渋滞の中に突っ込んで行く。出口の
名称案内はkuniko2さんの書き込みに有る通り直前とその次の名称が書か
れています。
これは地図を見ながらナビゲートしてくれた妻が気付きました。
A10を降りる前にA10からSAのように設置されているガソリンスタンドで
満タン給油。
出口を降りてからはひたすら北駅目指して走行。所定の駐車場に入れるに
は一方通行だらけでかなり苦労したけど、奇跡的に到着。地下駐車場の
AVIS専用場所に車両を止めて鍵閉めてオフィスまで。無事に到着したこと
を伝え、鍵とGPSを返したらそれで終了。車を確認することは無かった。
聞いてみると、後から確認して、問題があったら後日請求するとのことで
したが、何もなかったので当然請求は来ていません。(ちょっと不安だっ
た)
その他に気付いたことを箇条書きにします。
・田舎の道は道幅が狭い。2台がすれ違うのに十分ではあるが余裕は余り
無し
70~90km/hですれ違うにはそれなりの覚悟がいる。事実私は右側を何度
か路肩に落としました
・パリ市内は一方通行が本当に多い。行きたい方向に行くのにかなり苦労
する
・信号は基本的にみんな守るので、日本のように無視しない。右左折後に
すぐ ある信号が赤の場合は基本的にSTOP!(パリ市内とか)
・左折は大回り。日本の小回り(右折時)とは違うので要注意
・高速料金はAmboiseを抜けてA10に18番(地図で)から乗って、A10終了
地点までで17.1ユーロ。
・基本的に向こうのドライバの運転技量は高いです。車両の位置関係を十
分把握して運転しているので、余程突飛な予想外の行動をこちらが取ら
ない限りきちんとよけてくれます。もちろん過信は禁物です。
・ロンポワンは慣れるとその合理性に関心するようになります。但し、ロ
ンポワンに信号が絡むような場合は要注意です。前後に信号がある場合
は、慎重に周りを見て、進路を確認しながら走行して下さい。
・とにかく日本で運転する以上に慎重に運転して、危ないかなと思ったら
余裕を見て止まって相手を行かせるようにする心がけが必要です。
・GPSに表示される道路番号と地図に書かれている道路番号は、実際の道
路に書かれている番号と違うことが多い。余り番号が違うことは気にし
ない方が良いです。
ということで、初めてのレンタカー体験は意外とあっさりと無事に終了で
した。
右側通行も周りに車がいれば特に違和感ないし、ロンポワンも2~3回経験
すると慣れます。
それよりも左ハンドルMT車というのが最もハードル高いかもしれません。
私は以前日本でBMWの左ハンドルMT車に乗っていたので慣れはあったの
ですが、左ハンドル初めてで普段もAT車に乗っている人は、最初の
うちは疲れるかもしれません。(でも慣れますけどね)
後GPSはやはり必須だと思います。道に迷って路肩に車を止めようと思って
も、意外と止めるスペースはありません。(日本以上に) GPS付けて、助手
席に地図を広げて現在地を見てくれるナビがいると安心です。もちろんGPS
だけでもかなり行けると思います。それくらい想像以上にTomTomの出来は
よかったです。もちろん日本の地図形式ナビの方がより分かりやすいですが。
今回の経験を元に、今後は有る程度どこでも運転できる自信が出来ました。
次はいつになるか分かりませんが、レンタカーが使えるようなら積極的に選
択していきたいと思います。外国の田舎道(もちろん都会も)を車で運転して
走るのはとっても楽しいです。