本題に関係ありませんが、発音について オランダ語の発音に拘るということでは、この掲示板ではわたしと岡山1さんは「双璧」でしょうね。 Bruggeのuは日本語だとユに近い音です。発音指導ではよく唇をしっかり丸めて「ウ」と言い、そのままの唇で「イ」を言ってごらなさいと言われます。フランス語をご存知なら、tu(君)のuの音、ドイツ語をご存知の方ならMünchenやFüssenのüの音です。 だからBrusselもブルッセルではなくブリュッセルと書いた方が現地音に近くなるわけです(ただし首都ブリュッセルでは一応オランダ語とフランス語の二言語使用という規定になっていますが、実際はフランス語使用者の方が圧倒的に多いです)。 それからgの発音ですが、現地(ベルギー北部のオランダ語圏、フランドル)音では日本語のヒが近いと思います。 ですから、わたしは ブリュッヒェ と表記します。 それから「フランマン語」と言う呼称の可否については最近もこのようなやりとりをしましたので、こちらをご参照ください(わたしは「フラマン語」という独立した言語はないと言う立場です)。 http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/23097/-/parent_contribution_id/16866/ それからもう一つ気になることがあるのですが、 http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/26366/-/parent_contribution_id/25522/ まずVissingenではなく、Vlissingenの間違いではないですか? そしてVlissingenの「ng」は英語のgoingの「ng」と同じ音(日本語だと「が行鼻濁音」)ですからフリッシンゲンもしくは-en語尾のnを発音しないオランダ語標準発音にならってフリッシンゲと書くのが現地音に近いでしょう。間違ってもフリッシンヘンにはなりませんよ。