レポート

パリでレンタカー利用を考えている方

公開日 : 2007年10月01日
最終更新 :

短期出張で都合5回ほどレンタカーを使いました。実際に運転しましたが、
 あくまで個人的な感想ですので、参考まで、、、。
 なお、ロサンゼルス周辺でトータル4ヶ月程運転経験があります。

自分も慎重派でこちらで運転を始める際プレッシャーのカタマリでした。
何ヶ月か運転してきて、スムーズに運転できるようになりました。
 振り返ってみると「慣れ」が必要のようです。
不安の原因として、①左側通行に慣れない②地理がわからない(含む自分がどこを走っているか、、)③交通ルール ④その他 と思います。
この4っを早くクリアできれば運転も楽になると思います。
早く慣れる方法として
①タクシーに乗り、実際に自分の目で走り方を学習する。知人が実際に
 現地で教えてくれれば最高ですね。
②レンタカーを本番の日より早めに借りて、早朝5時位に練習走行をする。
 又は田舎で車を借り、習熟をする。

1、車はナビ付き(内臓型かポータブル両方OK)にする。
・これは必携です
  現地の車もポータブルのモノをウインドウに付けています。
  レンタカー屋に頼めば可能です。ハーツでポータブルタイプを借りた事がありま  す。今は車両内蔵型(ベンツC220)を使用中。
 ・又はこれから使用頻度が多ければこちらで購入可能です。300ユーロだ   せばあります。
 ・これがあれば、パリ市内も地理的に走行可能です。
 ・これを付けていても、恐らくミスコースをするので、そうなったら
  そのまま走行してナビがリルートするのを待ちます。

2.交通ルール・市街地走行
 ・右側車両が優先する。 本線走行中で右側から進入してくる車があ  ればこの車の走行を妨げない。T字路でこちらが、右左折する側に  いても譲ってくれる場合がある。 経験的にこちらが一旦停止する   場合が多いが。 この場合相手の車の動きを良くみて対処する。
  こちらが、直進道路走行中で右側の道路に「止まれ」や「譲れ」の
  看板があれば、そのまま走行可能。
 ・ラウンドバウト内に進入したら、3mも行かないうちにまた信号が
  あるので、前方を良くみる。
 ・市街地走行中、スピードの出せる直線路で突然信号がある。日本は
  横断歩道、停止線があり解りやすいが。
 ・ラウンドバウトは多くは、中を走行中の車が優先だが、凱旋門のように
  進入車両が優先の場合があるので、その場合は周りの車の動きを
   良くみておく。 多くは円内走行車両が優先。
 ・パリ市内の2車線道路を走る場合、右側は駐車車両がありすり抜け
  に気をつかうので、左側のセンターライン寄りを走行したほうが疲れない
3.高速道路
 ・料金所でCARTEと書かれたブースはクレジットカードが使えるが、たまに
  使えない事があるので、渋滞時には人のいるブースに入ったほうが
  間違いがない。
 ・人のいるブースは人の表示がある場合と緑の矢印 ↑ がある。
  パリを中心に東西南北 料金所の案内表示が統一されてない。
 ・通常は、その場で料金を支払うがチケットを取る場合もあるので、前の
  車の様子を見る。 または、機械の表側に「ticket」と表示が
  ある。
 ・走行車線をノンビリ流していると、直ぐ後ろに車につかれます。
  注意。
4.その他
 ・パリ市を取巻く環状線ペリフェリックがあり、これを利用して各高速道路
  に連絡するようになっているが、これが朝晩は渋滞している。
 ・ペリフェリックは直前の出口が右側上方に、2番目の出口がその左側上方  に看板がある。
   この出口を覚えていると、自分がどこを走っているかがわかる。
 ・車利用だと、片道500kmでも日帰り可能です。早朝出発、帰りは
  夜遅くなりますが。 これはあくまで参考までに、、、。

間違い 補足がありましたら書き込みをお願いします。

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4件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    07/10/13 01:20

    基本情報

    パーキングのことや違反をしてしまった時のこと、交通標識、ガソリンスタンドの利用方法などが書かれています。
    http://www.arukikata.co.jp/drive/eu/kihon2.html

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  • 右側優先はラウンダバウト、ペリフでも

    こんにちは。

    >ラウンドバウトは多くは、中を走行中の車が優先だが、凱旋門のように進入車両が優先の場合があるので、その場合は周りの車の動きを良くみておく。 多くは円内走行車両が優先。

    いえ、パリ市内では基本は右側優先です。すなわち進入する方に優先権があります。コンコルド広場やポルトマイヨなど大きな所も、それ以外の小さな所も然り。

    パリ以外では仰る通り、中を走行中の車が優先が基本。ロンポワン(ラウンダバウト)の入り口に表示されています。

    凱旋門は諸説ありますが、パリの保険屋さんから聞いたのは、50:50だということ。殆どの人は進入車両が優先だと思っていますが、どちらにも優先権はないとの見解でした。

    ペリフは高速道路ではありませんので、進入車両(右側)に優先権があるところが多いです。これも標識で確認すべきですが。

    あと、日本に帰ってきて運転して気がつきましたが、日本での右折は内回り(対抗車が右折する場合、お互いを左に見てすれ違うこと)が殆どですが、フランスでの左折は外回り(お互いを左に見て大きく回りこむこと)が一般的です。

    その結果、右側の車線からいきなり交差点で左折してくる車があるので要注意。

    それから、他の先進国同様、自転車は車道通行を義務付けられていますが、自転車乗りの運転技術は低く、ちょろちょろと危ないので、気をつけましょう。

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    Re: 右側優先はラウンダバウト、ペリフでも

    お三方痒いところに手の届く補足ありがとうございます。
    その通りですね。

    補足の補足
    ・ラウンドバウトの入り口が2車線(以上もあるが)の場合
     自車が3時の方向 に出る場合は右側の車線、9時の方向
     から出る場合は左側の車線から入る。
    ・ペリフェリック及びパリ近郊の道路では、最左側とその
      一つ右側の間はバイクが通るのでセンターライン付近
      を空けておく。

    雨天 N118をパリに向かう下りの道で4台前で接触事故が
    あり、急ブレーキを踏んだところ、ABSが効いてかろうじて
    前車への追突が避けられました。カーブで見えにくい場所
     ではあったんですが。
     
    注意して事故のないよう運転しましょう。

  • 07/10/01 22:28

    Re: パリでレンタカー利用を考えている方

    - 駐車場の位置を確認しておく。
    - 路駐の場合は縦列駐車のテクニックを磨いておく。
    - 路面は思いのほか硬い。
    - 市内は、これも思いのほか起伏が激しく坂道発進は普通。
    - ガススタンドの位置、借りた車ならばそれの給油方法の確認。
    - ポルトの名前(スペル)と位置を暗記する。
    - パリに隣接する市の名前と位置を暗記する。
    - ガソリン満タンク後、パリの半径くらいなら走行後に返却
    してもガソリンメーターが動かない。(たぶん)
    - バイク、単車がバンバンすり抜けてくるので要注意
    - 物売りが来ても相手にしない。
    - 走行中は、ドアロックしないのが普通という人でも盗賊の話も
    聞くのでロックしたほうがいいかも。
    - ガソリンスタンドは1台給油して、料金払いに行って、戻って
    と時間がかかるので時間にゆとりを持つ。特にギリギリに
    レンタカーを返却する前の給油時など。

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    07/10/01 23:57

    Re^2: パリでレンタカー利用を考えている方

    パリの「半径」
    →「直径」分くらいは大丈夫だろう。

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  • これはよくまとまっていますね!

    kuniko2さん、詳しい書き込みご苦労さまです。^▽^

    レンタカー、私も一番最初に借りる際には不安の塊でした。
    実際に行って借りてみれば大したことないことが多いんですけどもね。
    また、それとは逆に「落とし穴」的予測不可能な困難もあったり・・・。

    なので、初めてフランスで車を借りる方には大変タメになる書き込み
    だと思います。
    概ね、大事なことは書かれていると思いますが追加で補足させてください。

    *信号機について

    日本と違い、運転席から見えにくい位置にある場合があります。
    少しでも停止線より前に出ると右手の信号機が見えなくなりますので
    出来る限り、停止線は守った方が良いでしょう。

    *スクールバスの駐停車は追い越さない

    日本では特に禁止されてないと思いますが、これは禁止だったと思い
    ます。(間違いだったらどなたかご指摘を!)

    *高速道路

    追越車線をずーっと走り続けるのは厳禁。
    追い越したらすぐに真ん中の走行車線へ戻る。
    追い越す⇒戻る⇒追い越す⇒戻る
    面倒でも必ず。
    現地の人は日本と違い、追い越しを掛けたいと思う車の後ろに急接近
    してから、追越車線へ変じて追い越しますね。
    日本式の、ゆるやか~に大きく追い抜いていくパターンはあまり
    一般的ではないような気がします。
    だから、高速で後ろに車がビチっと付いたからといってビビる必要は
    ないです。煽られてるわけではなく、勝手に追い越していきますから。

    合流地点が近付いたら、その手前から、走行車線に避ける必要も。
    (これはマナーとして)

    雨のときは減速が必要です。
    高速の水はけは日本の道路よりあまり良いとは思えません。
    また強い雨による視界不良もけっこう多いかと。
    農業国ゆえか、鳥の落し物によるフロントガラスの汚れもガンコです。
    安全に関わる部分のメンテナンスはこまめにした方が良いです。

    *ナビゲーター

    車両内蔵型(BMW)のを使いましたが、「Route Barree(通行止め)」
    の際に再検索が利かず、難儀しました。
    通行止めのルートをどうしても通ると(ナビが)言い張るのです・・・。

    ナビも万能ではありません。地図を必携しましょう。

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