ここで盗難などの旅行の失敗談を書くと本人の不注意と非難されることが多いのですが、旅行者への警告として報告します。
9月28日夜、搭乗待合室でSQ東京行きの出発間際になって盗難に気づきました。手持ちのカバンに入れたタイバーツと貯金通帳、バンクカードの入った札入れがありません。
カバンが目から離れたのは、空港のマッサージ屋とセキュリティーポイントの2回です。
SQの地上係員に話すと、パスポートを預かるのですぐ空港職員に連絡してくるように言います。通ってきた保安設備の職員に事情を話すと2階のインフォメーションカウンターに行くよう指示されました。
わかりにくいですが、ここがAOTの情報担当者のようです。
わたしが心当たりのある場所を伝えると、電話でマッサージと保安所に財布がないか問い合わせてくれました。わたしは紛失ではなくて盗難だと思う、ツーリストポリスに連絡してほしい、と頼みました。
職員はもう電話したけど出ないと言って空港の紛失担当の電話番号をくれました。けれどもうどうしようもありません。
セキュリティチェックの責任者に話したかったのですが、ここでカバンの中の所持金がなくなった話をしても反応がなくて雰囲気が悪かったです。
機内でカバンの中を確かめると、なくなったのは問題の財布。それから開けるとすぐ見える内ポケットの札入れから5万6千円のうちの1万円札3枚。合計3万6千円相当の現金と預金通帳でした。
この日は午後9時前に公共交通センター(バスターミナル)でバスのチケットを購入したので、札入れがなくなった場所はほぼ特定できます。
その後、イミグレーション外の空港3階のチャンフットマッサージでうつ伏せの格好で背中から腰のマッサージをしてもらいました。
カバンはすぐ足下に置きました。軽いナイロン製のカバンです。従業員控え室の入口近くの他と離れた一角で向かい側では韓国人カップルが足裏マッサージを受けていました。
悪者がグルになっていれば盗みは難しくありません。しかし、美容室やマッサージ店は職業的にそういうことはしないと思っていたのですが、外国では何があるかわかりません。
店の受付はなにやら電話で話していて対応悪かったですし、すぐ飛行機に乗ることも話してしまいましたし・・・。
セキュリティチェックポイントも怪しいといえば疑えないことはありません。カバンの中を開けさせてさらにX線を通して中を見るので、現金の在処はお見通しです。服を脱げとかチェックしている間はカバンから目が離れます。
まあそんなにしょっちゅうやっていれば、すぐ疑いがかかる部署です。
空港職員も航空会社職員も盗難証明を書いてくれませんでした。
キャビンアテンダントは親切だったのですが、成田のSQの地上職員は飛行機を降りた場所で会ったときにはレポートを郵送してくれると言ったのですが、後で前言を覆しました。
海外障害保険は現金、有価証券類は免責なので、レポートは銀行に貯金通帳を再発行してもらうのに利用するくらいでしょうが・・・。