チェルチェン、チャルクリク


かつて、タクラマカンの東でチャルクリクとコルラを結ぶ道路は未整備だったので、表記2つの町の開発は今日でも遅れている、というのが私の予想でした。つまり、ビルが建ったりすることはなく、町中でもウイグル人のロバ車が走っているだろう、という期待でした。

予想と期待ははずれました。2つの町とも莫大な社会資本投下が行われ、大規模がリストラが行われていました。街路樹のある歩道をともなった広い街路、高層アパートとオフィスビル。

一見、アリゾナかニューメキシコの町かと思ってしまいます。ロバ車はまったく見かけませんでした。驚いたのは無音で走る電動スクーター。これはどこの町にも見られました。

ということで、タクラマカンの南に沿ってカシュガルに移動する計画を放棄。短いルートでコルラへ北上し、夜行列車を使って短時間でカシュガルに移動しました。かつての田舎の雰囲気に浸りたいなら、主要な町の間にある衛星集落をたずねることでしょう。

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