07/09/27 00:44

Re: 北京の冠婚葬祭

服装に関して

黒と白は葬礼の色なので、結婚式などお祝い事ではタブーです。
中国での結婚式とは、いわば日本での結婚披露宴に当たります。結婚は公機関での結婚証の交付を持って正式な結婚となり、それからお披露目の結婚式(結婚披露宴)を行うのです。この結婚式への参席者の服装は通常の普段着であり、特にめかして来るわけではありません(女性でも)。ですから、スーツ・ネクタイ姿の方が珍しいのです。でも、新婦方で日本から来るのであれば、スーツ・ネクタイでもいいでしょう。これも通常のでいいでしょう。あまり高級なのでは新郎を凌いでしまいますから。もし、女性の方も参加するようなら、日本のようにドレスアップはしないで、ごく普通のスーツなどでよいでしょう。ただし、白と赤色は避けてください。これは新婦の色です。

ご祝儀に関して

日本と同じく、参席者はご祝儀を持っていきます。このお金は「紅包」という袋に入れます。名前のように紅色の小袋で、日本のご祝儀袋に相当します。これは文具店やコンビニなど売っています。金額は偶数が原則で、100元単位となります。親族が幾らかは経験がないので分かりませんが、日本からということなら、それなりに包まないと新郎側へのメンツが立たないことになるでしょう。

お祝いの言葉に関して

これについては素直にお祝いの意を述べればいいので、特にタブーはないようです。ただし、政治的なことは避けた方がいいでしょう。

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1件のコメント

  • Re^2: 北京の冠婚葬祭

    くわしいので、とても参考になります。
    ちなみに、女性のスーツですが、黒白赤以外だと色が限られてしまいますね。難しいです・・・。
    ご祝儀の事もありがとうございます。
    ”日本からという事なら” とう文面は身にしみてわかります(涙)!
    ありがとうございました。

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    07/09/27 14:46

    服装について

    服装は、日本のように規範的なものがあるわけではなく、基本的に自由なわけです。好みに合わせて適宜な服で来るのです。ですから、別におめかしする必要はなく、むしろ普段着といった服装が多いのです。あまり着飾るとかえって浮いてしまうことになります。
    そこで、女性の服装について追加します。日本からの女性なので、「日本のようにドレスアップはしないで、ごく普通のスーツなどでよいでしょう」と書きましたが、特にスーツに限らず、ワンピースでもいいし、スカート・パンツに上着(ブラウス・セーター類など)を重ねると、広く考えていただけばいいのです。ようするに新婦を凌ぐ服装をしなければいいのです。日本でも同じでしょう。したがいまして、新婦が和装をしないかぎり、和装は避けた方がいいでしょう(特に礼服は)。

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