実体験に基づくちょっとした注意情報

1年ほど前にバルセロナに1週間滞在しました.その間,知人が2回,カメラの盗難に遭いました.1回は地下鉄でした.地下鉄を降りるとき,目の前に大柄の人が行き先をふさぐように立ちはだかり,躊躇している間に別の男にポシェットの一番上に入れていたカメラを抜き取られたようです.ポシェットのファスナーを開けられて取られたようです.2度目はレストランで,テーブルの上にカメラを置きっぱなしにして話に夢中になってしまい,気がついたらカメラがなくなっていました.1度目は警察に行って盗難証明を書いてもらいましたが,2回目はもう脱力で,どうにでもなれ,って感じでした...まさか,って感じです.

あともう1つ,「カメラのフィルムを入れてくれ泥棒」というのも見ました.「カメラにフィルムを入れてくれ」と近寄ってくるので,こちらの荷物を持ってもらってフィルムを入れようとしたとたん,全力ダッシュで逃げていく,というやつです.実際に声もかけられました...これは,頼まれても「できません」と毅然として言えば大丈夫です.

全体的な印象として,地下鉄もレストランも決して怖くはないです.襲われる,という恐怖を感じることはまずないと思います.深夜でなければ周囲に人もたくさんいますし.ただ,自分の持ち物への注意は,やや強めにしておいた方がいいと思いました.人ごみに入ってしまったら貴重品の上にさりげなく手を添えておく,などですかね...

いろいろ書きましたが,決して怖がらせるつもりはありません.バルセロナ,建物も街もすばらしいですし,食べ物もとてもおいしいです.楽しめる場所です.ポイントポイントを少しだけ気をつけて,楽しんでください!!

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1件のコメント

  • 07/09/27 06:25

    Re: 実体験に基づくちょっとした注意情報

    mauiloverさんの知人の方が遭遇したクラッシックな犯罪パターンはよくスペインでは聞きますね。
    ケチャップかけて「汚れていますよ」と声を掛けてきて、ふき取ってくれるかの如く親切なフリをして荷物か盗るとか…。
    私もバルセロナの地下鉄に乗るとき現地友人に「ホームに居る人の目の位置を見てから電車に乗りなさい!」と注意を受けたことがあります。
    泥棒の獲物は大抵バッグ(またはその中の財布)なので視線がやや下、人の荷物などを凝視しているのが居たらそれが泥棒だから…ということで、同じドアから乗車するのは避けた方が良いと…。
    故に地下鉄には状況を見てから乗るように、最後に乗る習慣がついています。
    もちろんバルセロナはもともとそんなに怖い街ではありません。
    タクシーもボラれた経験は記憶に無いです。
    ヨーロッパは大きな道でも一方通行が多いため、迂回しないと目的場所に着かない場合が多いためそう勘違いする方が多いのです。

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    07/09/27 19:07

    mauiloverさん、peliniさん、ありがとうございます

    mauiloverさん、カメラを2回も取られるって話、すごいです…。しかも、レストランのテーブルの上にあるのに取っていくなんて、プロはすごい。
    カメラのフィルムを入れてくれ、なんて手口も初めて聞きました。とりあえず現地で声をかけられてもすぐその場を離れるようにします。後は、誰かに道を阻まれた時、注意したほうが良さそうですね。いつもリュックで行動していたのですが、イタリアに行った時はポシェットで出掛けてしまいました。そうしたらスリ未遂に2回も合ってしまいました。ポシェットって、貴重品がいかにも入っていそうでよくないんですね。
    peliniさん、なるほど電車に乗るときには目の位置を観察するのですか!視線がやや下な人がいるかちょっと楽しみ…!?。周囲を見回してから乗ります。
    結局、バルセロナは私が思っていた(強盗がたくさん…)よりは怖くないのですね。記憶に残ったことは緊張感だけ、なんてことのないようにします。

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