9月23日日曜日、インド料理が食べたくなったので、ナイトバザールの中のアヌサーンマーケット内の「アラビアレストラン(Arabia Restaurant)」に行きました。その時の経験が最悪だったので、みなさんこれから旅行する皆さんが行って嫌な思いをしないようにと、ここに経験を書いておきます。結論から言って、このレストランに行く価値はありません。客商売の基本ができていません。
カレーを2品とマンゴラッシー、そして「ライス」を注文して、運ばれたものを食べ、そして、伝票が来た時に確認すると「ライス」ではなくて、20バーツ高い「スペシャル・イエローライス」が書かれています。そんな注文はしてないので、ウェイトレスにこれは間違いではと言いました。すると、普通のライスとイエローライスは違い、私が食べたのはイエローライスだと言います。でも、私が注文したのは普通のライス。この店でライスを注文するのは初めてですから普通とイエローなライスの違いなんて知りませんし、私は普通のライスを注文したのです。あくまでも自分の非を認めない、この20歳ごろのウェイトレス、押し問答が続いた後、なんと、「ライスとイエローライスは違って、どうして違うものが運ばれたのにそれが違うと言わないで食べるの、貴方はstupid(馬鹿といったニュアンスですね)」と客商売としては信じられない態度で言いました。
その言い方があまりにもひどく、私は思わずテーブルから立ち上がるぐらいでした。すると、何もしていないのに、店の主人らしき50代ぐらいの男性が私の肩をつかんで、追いやろうとします。その無礼なウェイトレスはその男性の娘だと判明しました。私はその娘が謝罪することを要求しましたが、店主は娘に謝らせず、私(30代前半の女性です)の肩をつかんで店の外に押し出そうとするのです。その間その娘は敵意を持った目でこちらを安全な店の奥から眺め、そして店の奥にさっさと隠れてしまいました。
日本の客商売では何も言わずに二度とこない客よりもはっきりクレームを言う客はありがたい客、のはずなのですが、この店は一見の観光客の多いナイトバザールにあるためか、そんなことは気にしなくても良いと思っているのでしょうか。
この店は以前ハラール料理(イスラム信者のための料理)についてチェンマイのホテルのシェフに研修を提供したと聞いたことがありますが、このような客の扱い、従業員教育(または娘の教育)では未来はありません。
その20歳ぐらいの娘と、母親と思われる女性はイスラム教のスカーフを着用しており、店主の男性は大柄で、インドかパキスタンなど南アジア系のように見えました。ともにアクセントの強いあまり流暢ではない英語とタイ語を話しました。
ちなみに、私の英語はニアネイティブレベルで、タイ語も中上級レベルなので、言葉の問題であるのは思えません。
よって、このアラビアレストランに行くことはお勧めしません。
この他にもチェンマイの他の店で一度、普通(タマダー)のパッタイを頼んだのに、会計の時に明らかに高い金額を言ってきて、私はタイ語が読めますので、値段表を指差し、普通では20バーツのはずが何故35バーツなのだ、と聞いたら、君が食べたのは大盛り(ピーセット)だ、と、言ってきたタチの悪いところもあります。普通屋台のような店で普通に注文したらタマダー、大盛りの時には特にピーセットと指定して頼むものなのですが、タイ語が読めない外国人と思われて見くびられたのでしょうか。普通の料金だけ払って怒りながら帰るときに、見ていた他のタイ人に、タイ語がうまいね!よく言った!と激励されたのはちょっと嬉しかったです。
ともあれ、みなさまもお気をつけください。