旅行博のEURAILのブースでのこと。EURAILという国際列車がコンパクトにまとまった冊子があったので、もらってきました。
3年前に私の初パリと初チューリッヒを結んだEst駅からのバーゼル、クール行きの夜行列車、18年ぶりにヨーロッパで乗った国際列車でしたし、事件が三つくらい起こった(?)ので忘れられない列車になりましたが、今でも走ってるだろうなあと、Paris→Zurichのページを見てみました。
何と、6/10のTGV東線の開通と共に、Zurich行きは全てTGV(直行か乗換え)になっていて、夜行列車はなくなっているではないですか。直行便で4時間30分に短縮されているので、わざわざ夜行列車を走らせる事はないとは思いますけど。でもなあ。・・・・・
あの夜行列車のざわめきというのが好きで、この列車に乗ったときも久しぶりに「昔の大垣行き」を思い出しました。しかも「大垣行き」に比べれば「美しい女の子」とかはよりたくさん乗っているし、やっぱヨーロッパの方がさばけているよね(日本の場合は夜行バスにシフトしていますが)とか、勝手に感心したものですけど・・・・。
多分、フランスとスイスを結ぶ夜行はこれでなくなったのでは・・・それとも夏のシーズンには復活するのかなあ。でも、今年も6/10でやめてるんだしなあ。
日本も新幹線の発達につれて夜行列車(寝台車も含めて)が次々となくなっていきましたが、ヨーロッパも後を追いますね。もう少しすると、中国もあとを追っかけそうです。
クールとかにそのまま行く人は、バーゼルかチューリッヒで乗り換えろって言うことでしょうね。わざわざパリからアルプスのトレッキングに行く人間もいないんでしょうね。クローテン空港から行けばいいんですけど。でもなあ。・・・
この列車は思い入れが深かった(?)せいで、とても残念です。