何事も経験なので…

こんにちは。

スペインは鬼門なので訪問回数が少ないのですが、フラメンコはマドリッドとバルセロナで一度ずつ、闘牛はマドリードで一度観ました。時間と体力と予算が許せば一度経験しても損はないでしょう。

どちらも観にいって満足でしたが、バルセロナで鑑賞したフラメンコは商業化されたショー的な要素が強く、シンプルなマドリードの方が好みでしたが、同行者は逆の印象。

確かに遅い時間なので、夕食後休憩をしてから臨みました。
ヘミングウェイを読んだり、カルメンを観たりするときに、実物を観たことで情景への理解、想像の膨らみが豊かになったような気がしました。

闘牛は、6頭の牛が「殺される」シーンを立て続けに観るのはなかなか胆力が必要でした。もう二度と観たいとは思いませんが、あの一種異様な雰囲気は体験しないとわかりません。何ゆえに夏も冬も厳しいあの国であのような文化が生まれたのか考えさせられます。

ただ、いろいろな手続きを踏んでマタドールと対決する牛には同情します。フェアではないように感じました。
あまりにアンフェアで観客のブーイングが酷い場合は、途中で牛は退場します。命を「救われた」牛たちのその後はどんなものなんでしょうね。

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1件のコメント

  • Re: 何事も経験なので…

    >命を「救われた」牛たちのその後はどんなものなんでしょうね。

    処分されます。そして精肉業者に引き渡されます。


    掲示板を御覧のほとんどの方は、自分の手で鶏や豚、そして牛等の家畜を潰した経験は無いでしょう。
    そんなサイドからみれば当然、闘牛や闘鶏、牛追い祭りなどの人間の娯楽的なイベントは言語道断に感じるのは仕方の無いことでしょう。

    ただ私から言わせれば、日本人は肉を食します。
    それには必ず「死」というものがあることを認識していないのが遺憾でなりません。

    トベロラカシさんの枝につるしてすみません。



    大統領

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