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フラメンコvs闘牛 ずばり、どうなんでしょう?

公開日 : 2007年09月13日
最終更新 :

人それぞれの嗜好・価値観に関することですので、思いっきりひんしゅくを買いそうですが・・・。

熟年夫婦でのスペイン旅行を計画中です。
日程・お金ともに制約があるのに、折角だからあそこも、あれも、と欲張ったものになり、見直しています。

グラナダのタブラオでのフラメンコ・ショーと、マドリッドでの闘牛観戦(並クラスの席、途中退席もあり)、どちらか1つ選ぶとすれば、ご経験された方のお薦めは、どちらでしょうか。

フラメンコ・・・別に舞踊好きという訳ではない、夜が遅く料金もそこそこ。でも、スペイン文化の極みなので必見 ?
闘牛・・・中途半端な席だとバカ暑いしよく観えない、(大相撲じゃあないけど)同じようなことの繰り返しで意味もよく判らない。いや、観衆の熱気を感じるだけでも面白い ?

因みに、カミさんも、特にどっちという決め手がないようですし、闘牛の開催日のことは、一応承知しています。

皆様の、忌憚の無いご感想を、お聞かせください。

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10件のコメント

  • 黒い牡牛(THE BRAVEONE)

    闘牛については嫌悪感を持っていた私が いやそうでは無いのかもと思い始めたのは 昔のハリウッド製の闘牛映画の「黒い牡牛」です。しかも舞台はメキシコ・・・です。

    いかにもハリウッド調の甘ったるい、でも上手に出来た泣かせるお話ですが、なぜか アカデミー賞で脚本賞を取っています。

    赤狩り旋風吹き荒れる当時のアメリカで レッドパージで追われた ダニエル・トランポが仮名で書いたシナリオです。

    原作名は THE BRAVEONE。 それを後で知ってもう一度感動しました。

    そうか 主役は 牛なんだと・・・。 そして死と立ち向かいそれでもなお雄雄しく生きる命・・そして死だと・・ 。

    大げさですが 武士道とは死ぬことと見つけたり(葉隠れ)です。生命の尊厳は死とともにある・・・のかもしれないと。 いかに死ぬか・・雄雄しく死ぬことの難しさ・・、その事への礼節、敬意・・。

    牛が主役で 闘牛士はもしかすると神の代役・・・。

    血と砂 という映画もありました。 通俗の権化のような映画でしたが ・・これも もう一つのテーマは <生命と死> でした。

    白昼の光の中での死。 もしかしたら キリスト教伝播以前の犠牲(いけにえ)の神事なのかも・・・。

    フラメンコ・・は哀しい踊りです。 世の中の悩みから遠ざかる忘我の世界の中での 何かへの一体化・・・。 もしかしたらあの世との・・ 。 だから 夜も更けたなかで聞くのかも・・。 覚めたままでの世界では 無いのかも・・・。

    かの地は ヨーロッパではありません。 闘牛もフラメンコもキリスト教以前からのそれこそ文化遺産、もしかすると私たちはヨーロッパの人たちからの借り物の目でみているのかもしれません。

    もちろん 私もです。

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    つけたし または 言い忘れ・・・です。

    この映画のシナリオは たぶん・・・

    「フェルディナンドの牡牛」だと信じています。

    トランポ流の・・・。  

    もちろんワタシのオモイコミですが。

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  • 闘牛・・・

    9月の下旬にスペインに行ってきました。
    ので、ちょっと遅いレスですが、自分への反省も含めて一言。

    バルセロナで闘牛を見てきました。
    闘牛の始まる前、闘牛場の前で反対デモもしていました。(バルセロナでは、闘牛反対が強いらしいため)
    スペインといえば、闘牛とフラメンコ!というイメージだけで、あまり深く調べもせずに、見に行きました。

    闘牛については、いろいろな歴史や考え方があるのでしょう。
    それをどうこういうつもりはありませんが、私には理解できませんでした。職業柄、牛を殺す瞬間は何回かみたことがありました。肉になる結末は変わりません。けれど、その過程は違います。
    文化といえばそれまでなんでしょうが・・・
    私は、1頭目を見ただけで、出ました。
    結局、その日一日ブルーな気持ちになっただけでした。
    さらに、スペイン旅行で牛の土産を買う気にもなれませんでした。

    闘牛の良し悪しは個人の問題なので、こういう所で言うのは間違ってるのかもしれないですが、私はお勧めできません。
    でも、一生に一度、世界にあるものを見る、という意味では、意味があるのかもしれません。
    ただし、その場合は、きちんと下調べをして、お二人が納得していくべきだと思います。

    ちなみに、席は上のほうで、遠かったですが、さすがに良く考えられている闘牛場だけあって、よく見えます。ええ、十分過ぎるほどに。
    隣のフランス人の女の子が途中から耳をふさいで目をそらしていたのを憶えてます。

    うまく言えませんが、納得できないのなら、あえて見に行かない方がいいと思います。私は、布をひらつかせるイメージばかりが先行して、ろくに考えもせずに行ったので、これ以上なく不快になってしまい、同行者にも迷惑かけてしまいました。
    私は別に、動物愛護推進者でも、ベジタリアンでもありません。
    (動物全般を好きですが)

    本当に、よく納得できるのか、闘牛にお金を払う自分をいいと思えるのか、考えたほうがいいですよ…

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  • 多数のご意見・ご感想を、有難うごさいました。

    船乗り様、cat-police様、EAVO様、JORGE様、トベロラカシ様、大統領様、Country traveler様、yasyas様、ららさらま様、
    貴重なお話を有難うございました。

    私はといえば、甲乙つけがたくなってしまいましたが、皆様のご意見・ご感想を、しっかり参考にさせて頂きます。
    ・・・これじゃあ、つまらないので、あえて現在の答えを探すとすると、夜遅い(=歳なので、爆睡のおそれあり/翌日に響きそう)フラメンコはパス、うまくチケットがとれたら闘牛をサクッと(=深刻にならないように、雰囲気を味わう程度)見る、
    というところでしょうか。

    あれ、まだ、カミさんの答えを、確認していませんでしたよ。

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  • 退会ユーザ @*******
    07/09/14 09:43

    私は、それぞれ楽しかったです

     スペインといえば、闘牛とフラメンコ!
     通俗なイメージに縛られすぎと言われたって、やはり押さえておきたいですよね。動物虐待がどうしても耐えられないとか、埃の舞う暗闇はアレルギーが出るとかでなければ、せっかくの機会ですから、行けるなら行った方がいいです。

     さて、どちらか一方と言われたら・・・。
     私なら、日本でも公演があり、本国を真似た形式のレストランがあり、また、スペインでは道ばたで踊る子供達を目にする機会もあるフラメンコより、こればかりは、そこにしかない闘牛かなあ。
     いろいろな批判のあることは承知していますし、以前も書いたことで恐縮ですが、あの鮮烈な血と死のイメージ、背徳の美学の強烈な印象は、忘れられません。

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  • 07/09/14 06:29

    これを参考に決められては?

    過去のことですが、マドリッドで闘牛見物と
    フラメンコ観賞を経験しました。

    いずれについても詳しい旅行記を載せています
    ので、これを参考にいずれかに決められてはい
    かがでしょうか?

    闘牛については、その進行について詳しく述べ
    ています。

    http://yasyas.web.infoseek.co.jp/
    (スペイン・マドリッド編をご覧ください)






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  • フラメンコ、良かったですよ。

    今年の夏にスペインに行ったのですが、私もやはり闘牛とフラメンコで迷いました。
    結局闘牛の方は、セビリアで闘牛場を見学できるツアーに参加するだけにしました。30分のガイドツアーで7€位だったと思います。一応、闘牛の歴史とか闘牛場の雰囲気なんかは、サクッと楽しむことができました。
    フラメンコもやはりセビリアで、ホステルの人が連れて行ってくれたバールの大きくなったような所で見ました。ただだった割には楽しかったですよ。フラメンコのほかにギターなどの演奏も見ることが出来ました。バールには10時から2時間くらい居たと思います。
    他の方が書き込まれていたように、スペインの人は夜遅くまで起きているので、高いお金を出して次の日寝不足などでフラフラになるのもなぁ、と思いますよね。
    でも、地元で情報を集めると思った以上に手軽に闘牛やフラメンコを楽しむ機会があると思います。

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  • 何事も経験なので…

    こんにちは。

    スペインは鬼門なので訪問回数が少ないのですが、フラメンコはマドリッドとバルセロナで一度ずつ、闘牛はマドリードで一度観ました。時間と体力と予算が許せば一度経験しても損はないでしょう。

    どちらも観にいって満足でしたが、バルセロナで鑑賞したフラメンコは商業化されたショー的な要素が強く、シンプルなマドリードの方が好みでしたが、同行者は逆の印象。

    確かに遅い時間なので、夕食後休憩をしてから臨みました。
    ヘミングウェイを読んだり、カルメンを観たりするときに、実物を観たことで情景への理解、想像の膨らみが豊かになったような気がしました。

    闘牛は、6頭の牛が「殺される」シーンを立て続けに観るのはなかなか胆力が必要でした。もう二度と観たいとは思いませんが、あの一種異様な雰囲気は体験しないとわかりません。何ゆえに夏も冬も厳しいあの国であのような文化が生まれたのか考えさせられます。

    ただ、いろいろな手続きを踏んでマタドールと対決する牛には同情します。フェアではないように感じました。
    あまりにアンフェアで観客のブーイングが酷い場合は、途中で牛は退場します。命を「救われた」牛たちのその後はどんなものなんでしょうね。

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    Re: 何事も経験なので…

    >命を「救われた」牛たちのその後はどんなものなんでしょうね。

    処分されます。そして精肉業者に引き渡されます。


    掲示板を御覧のほとんどの方は、自分の手で鶏や豚、そして牛等の家畜を潰した経験は無いでしょう。
    そんなサイドからみれば当然、闘牛や闘鶏、牛追い祭りなどの人間の娯楽的なイベントは言語道断に感じるのは仕方の無いことでしょう。

    ただ私から言わせれば、日本人は肉を食します。
    それには必ず「死」というものがあることを認識していないのが遺憾でなりません。

    トベロラカシさんの枝につるしてすみません。



    大統領

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  • 07/09/13 17:49

    別に両方パスしても良いのでは?

    まず、闘牛は観たくありません。スペイン人のなかにも
    反対派とか嫌いなひとは沢山います。興味がなければ行く
    必要もありません。私が嫌いな理由は、やはり殺生を
    はやし立てるのが許せないからです。

    フラメンコは、大御所の出てくるのが深夜であるのが日本人に
    は最大の欠点。日本人観光客の大半は居眠りしています。
    子どもの頃から接しているのなら、身体が自然に反応するで
    しょうが、そうでないと単なる子守歌にしかならないの
    でしょうね。

    ということで、スペインはこれらだけではありません。
    一度は観て損はないでしょうし、意外に病みつきになる
    かも知れませんが、私はフラメンコも敢えて観ません。
    理由は、やはり夜が遅すぎること。

    他に時間を使います。

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  • 旅行なら、どちらを選ぶも自由です。

    旅行なら、どちらを選ぶも自由です。

    仕事なら、命がけの闘牛士などやめて、
    男が狂ってしまうほど美しいフラメンコの踊り子になりますね。

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    07/09/13 18:10

    どうでも良い今日の話

    cat-policeさんフラメンコつながりで。
    先ほどまで居たスポーツジムで私は同じ部屋ですが、器械で筋肉トレーニングをしながらガラスの向こうでレッスンをやっていた優雅な女性ばかりのフラメンコを見ていました。

    その後たまたま露天の温泉ジャグジーで隣り合った4、50代くらいのフラメンコを習っていた女性と私もフラメンコをセビリアで見た話や、彼女がAVEに乗った話など、
    又スペインから新宿へ教えに来ている本場のダンサーがいるなど裸の付き合いをしてきました。

    男が居ないのでやればと言われましたが、幾らずうずうしい私でもそこまでの勇気は100%ありません。私の第二の青春の一駒です。
    今日は若い男性の水泳インストラクターが殆ど女性の会員にもてまくっているのを見ると、
    私も50年若ければと第一の青春が羨ましい今日の午後でした。

    言いっぱなしレス無用です。

  • Re: フラメンコvs闘牛 ずばり、どうなんでしょう?

    フラメンコは、
      細かいこと抜きに、ほぼ誰でも感動できるでしょう。
      (疲れていると居眠り暴睡の団体さんもいますが)
      チケットの入手は、普通は当日でも可能。
      (ホテルで斡旋してます)
    闘牛は、
      様式の美を追求しているので、日本人には理解が難しいかな?
      観衆を含めた場の雰囲気から受ける感動は得難いものがある。
      天候に左右される。
      チケットの入手は、前売り(予約)でしょう。

    二者択一ならば、当然、フラメンコを選んだほうが無難ですけど・・・・ ??。

    グラナダのフラメンコ、タブラオ以外で、ネプチューンというのがありました。
    私は、当地に二度訪れたので、両方行きました。
    ネプチューンは、かなり広い会場で、ポピュラーな趣向が楽しめました。
    タブラオは、ご存知の穴倉の中で、自然の音の響きと伝統的な踊りが楽しめます。

    以上です。

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