続きです。

12日 ノイシュバンシュタイン城を9:20に予約していたので,8時にはチケットセンターへ。日曜日ということもあり,既に長蛇の列。予約をしていてもある程度は並ぶ必要があるのでここも余裕を持っていくこと。登りはバスをチョイス。マリエン橋からの写真を撮るため。ここでは三脚は使えないので,記念写真は他の人に頼まないと撮れない。まあ,日本人がいっぱいなので,お互いに撮り合えばよい。私たちはバスの中で話しをした,香港からのカップルと撮り合った。見学は10時前には終わったが,コースの最後のお土産屋につかまり,結局11時になってしまった。下りは歩きがのんびりできて良かった。フッセン経由でリンダホーフ城へ向ってドライブ。このコースもナビのおかげで難なくクリア。リンダホーフ城は予約はしていなかったが,少々の待ちですみ,13:00の案内であった。待ち時間は写真を撮ったりして過ごした。見学後鍾乳洞へ向ったが,ここも見学の時間指定があり,後の計画を考慮して見学を諦めた。15時ごろに出発し,エッタール修道院へ。日本びいきの老夫婦に世話を焼いていただいたり,ここでも親切に出会った。オーバーアマウガウで赤ずきんやヘンゼルとグレーテルの壁画の家を見て,一路オーストリアを目指した。峠越えとなるのだが,オーストリア側の下りがものすごい坂!! 逆向きでキャンピンガーがオーバーヒートしていたり,本当に急坂であった。昔に教習所で下り坂でブレーキが効かなくなったときの対処を習ったことを思い出した。何箇所かそういった場合の待避所があった。時間が無かったのでチロルで立ち寄った場所は1箇所だけ。アルプバッハ。きれいに花を飾ったかわいい木造の家が並び,本当に美しい村。チロルの民族衣装を着た人も歩いていて,これぞチロル!という感じ。このたびの中で一番良かった場所は?の答えがここ。今度はゆっくりと滞在したい。私たちは1時間ほどの滞在であったが,高速からやく40分から1時間なのでちょっと時間を作って立ち寄るとよい。日本のあわただしさを忘れてのんびりできます。ここからザルツブルクまで約1時間半。ホテルに着いたのは21時過ぎ。旧市街地に宿をとったのだが,ザルツブルク音楽祭の間最中。ホテル近くのカピテル広場では,オペラの中継を巨大スクリーンで放映し,野外コンサートと化していた。ビールを飲みながらしばし鑑賞した。この日は一番盛りだくさんで,充実し,満足のいく長い一日だった。

13日 ホーエンザルツブルク城を見学し,モーツアルト生家,そして,ミラベル庭園でサウンドオブミュージックめぐり,ザンクトペーター教会をめぐり,15時ごろまで市内を散策した。紹介いただいたシュテフツケラーザンクトペーターでザルツブルガーノッケールにもチャレンジした。おいしくいただきましたが,でかすぎますね! 2人で食べていると周りの人の注目を浴びてしまった。名残をおしみながらザルツブルクを後に,ミュンヘンへ向けて最後のドライブ。給油はミュンヘン市内に入ってからと思っていたら,GSが見つからないまま,返却地の中央駅へ着いてしまった。しょうがないので未給油でガソリン代に倍額かかってしまった。教訓(日本のようにGSはあちこちにはない。給油できるときに余裕をもって) ホテルには20時前に到着。せっかくなので夕食がてら,市内散策に中央駅からまっすぐ東へ新市庁舎まで,市庁舎は修理中で幕の中,残念。そして北へ向い,レジデンツへ。州立歌劇場前で写真を撮ったがこれが限界。暗くなったので食事へ。ホーフブロイハウスを覗くが,大きさ,うるささ,その激しさに圧倒されて退散。私たちには合わない。市庁舎隣の路上レストランでゆっくりと最後の夜を楽しんだ。

14日 この日は帰るだけ,ミュンヘン空港からスキポール経由で関空へ。

読んでお分かりの通り,盛りだくさんの旅であった。何度も行けそうにないので(せいぜいもう1回だろう)欲張って,あっちこっち,見て回った。でも,のんびりと過ごすところもあり,忙しいばかりの団体旅行とは違って予定変更や予定延長もあり,結構自由に過ごした。レンタカーにしたのも正解だった。ナビのおかげだが,本当に時間のロスは無くて,無駄がなかった。(間違ってうろうろする楽しみが無かったともいえるのだが・・・)
かわいい町並み,のどかなブドウ畑,壮大な城・宮殿・教会,アルプスやチロルの景色,念願のドイツ(とオーストリア)を満喫できました。やっと写真が整理でき,ここへのレポートを書くことができました。まだまだ書きたいことが山ほどありますが,このあたりでレポートを終わりとします。アドバイスをいただきました皆様,参考にさせて頂いた発言や関連サイトの管理者の皆様,本当にありがとうございました。

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