下痢は細菌感染なので飲んだ量による ガイドブックに書いてあることは正しいと思います。 ただ、免疫の問題ですので、現地に慣れてしまえば、生野菜は大丈夫な 身体になってしまいます。野菜は茹野菜のサラダがあるので、こちらを 採りましょう。ナシゴレンなどでも、トマトとキュウリが生で付きますが、 残したほうが安全です。生水は止めましょう。屋台はしっかり火が通った ものだけにする。皿がきれいか否かなどを考えていたら、東南アジアの 屋台では食事はできません。まあ、欧州でも裏側を知ると、高級レストラ ンの食事も大差ないと言えなくもないですが。 本題ですが、まずウブドの川は清流で、人口を考えれば水の汚染は問題に ならない程度だと思います。リットル単位で飲めばどうなるかはわかりま せんが、水しぶきで下痢になったという話は聞いたことがありませえん。 神田川とか道頓堀の水を飲めば、下痢にならないほうがおかしいでしょう。 海水も同じです。ビクトリア湾の水なら、コレラになるかも知れませんが、 海水を飲んで下痢になるようならば、リゾートは成立しません。 少し神経質になっているようです。 こうなると少し味付けが変わっただけでも、「腐っている」と騒ぎ出すこ とにもなりかねません。旅行が楽しめません。また、無理をすると体調が 崩れ、抵抗力が落ちます。「時間が限れているいる」という理由で、無理 していろりろな行事を詰め込むと、些細なことで身体をこわします。 やり残したことは次回にというくらいの余裕が必要です。 最後に、日本人は薬に頼り易いです。米国のような国民医療が遅れている 国ならいざ知らず、日本のように医療機関が発達している国にしては珍しい ことです。海外では薬で解決するのは危険です。例えばコレラに掛かって、 下痢止めで抑えようとするのは命取りです。安全の基本はしっかり押さえ、 時には冒険もするというのが旅の面白さに繋がると思います。