あまり詳しくはないですが

こんばんわ チャーチルさん
ご存知の通り世界経済のリード役はアメリカですので、ダウが大きく動くと他の市場も影響を受けます。時系列で特に東京市場はNYのクローズした後に開く最初の大きな市場ですから余波をこうむる場面もでてきます。ですが、それがいつもそうなのかというとその時々の講釈で必ずしも一致せずに逆の動きになることもあります。それによって日本(上場企業)がどの程度の影響を受けるか、投資家がどう判断するかでも方向が決まります。始値で上げたからといっても利食いが出てしまえば引けでは下がってしまったということはよくあることです。

為替の動きについても株式の動きといつも連動性があるというわけではありません。サブプライムなどというあまりたいしたことではないように言われていた問題が、最近になってあちらこちらで過剰とも思える反応を示すようになったことでダウの下げが顕著になってきました。
ダウが下げるということは米経済の低調につながる、ひいては年末にかけて利下げがあるのではないかという観測が台頭してきているために為替も振られていると理解しています。

米ドルは今年124円をつけたあとは高値で売られる傾向がでています。ダウがまた大きく下げるようだと今晩のNYや明日のTYOで116円割れもあるかもしれません。その場合ユーロ(対円)は米ドル円につられて安くなる可能性がでてきます。

ユーロ円の156~157円という値は為替王と名乗るファンドマネージャーの方がテクニカル分析により算出した数値です。ですので市場の動向によってはオーバーシュートの可能性も否定はできませんし、反騰して157円が一過性のものに終わるということもありえます。

さしあたりざっとこんなところです。

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1件のコメント

  • Re: あまり詳しくはないですが

    トムヤムプラーさん、今晩は。

    ご教示有難うございました。

    為替相場ですが、日本円は何故か各国通貨と連動せずいつもバラバラに動く傾向にありますが、円だけこのような動きをするのは、公定歩合が他国と余りにも差があるからでしょうか?

    今日のNY市場に注目してみます。
    そして明日、その変化の動向で、狙いをつけている株に投資してみます。・・・そして年末の旅行費用になれば?

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    旅行サイトなのに

    チャーチルさん、再びこんばんわ
    為替の話になりました。

    PCからの再起動命令に従っていたら、えらく時間がかかってしまいました。少しの間に応答の行数が増えてますね。

    公定歩合というよりかは貸し出し金利(市場金利)なのでしょう。いわゆる先進国で日本以外はスイスがターゲットになりやすいです。
    そのあたりの話も為替王のブログで解説があります。毎朝更新されますので参考にしてもよいと思います。

    米ドル円が先ほど117円を回復しました。ユーロ円もつれて158円台に上げています。他の人が言うようにたまに外貨が必要なだけなら出かけるときに両替すれば足りることですが、少しでも節約したいと思うのは人情というものです。
    ましてや投資のことを知っているなら知らない人より知識や経験を生かそうとするのは当然のことです。そのとき特定の意見に傾倒すると損失を出す危険があるので、具体的なレベルを提示することに眉をしかめる方もいるのも事実です。そうした意見ももっともです。

    私の見解ですが、決めうちでポジションを取られない方がよろしいと思います。為替も株もまだ糸の切れた凧のようにどこに飛んでいくか読みずらいからです。