航空会社でサービスの差って本当にあるのだなぁ~と痛感しました

今までシンガポール航空とJALを同じ路線で乗ってもどっちが上かエコノミーでははっきりわからないものだな~と感じる私でしたが、春に中国で乗り換えてヨーロッパに行った時、中国国際航空CAは、物凄かったです。まず、関空を出て、北京に行くまでにトイレットペーパーがなくなりました。日本人のフライトアテンダントが皆にトイレットぺーパーがなくなったので、ペーパータオルで代用してくださいと説明していましたが、中国の方は、「このフライトではトイレットペーパーはコレで終わりだよ~」みたいな感じでした。次に、北京からミラノまでのあいだの食事ですが、私は子供を2人連れて、チャイルドミールをリクエストしておいたのですが、ひとつしか持って来なかったのです。「2人分お願いしてありますが~」と言うと、探しに行ってくれたのですが、「あなたが一つしかリクエストしていなかったので、一つしかありません。」と、言われました。関空~北京まではチャイルドミールは2人分あったのにそんな訳あれへんで~!人のせいにすることは、日本人にはできない離れ業!っと、思いましたが、噂に聞くお国柄なのだろうと、「では、大人用の食事でいいので持ってきてください。」と丁寧な英語で言いました。喧嘩するほどのことではありませんから。まあ、その後、見つけたようで2個目のチャイルドミールが同じフライトアテンダントが持ってきました。帰りのローマ→上海は、もっと驚きでした。この便は、ミラノ→ローマ→上海と飛ぶ便で、私達が乗ったときに既にミラノからの客が乗っていました。私達は空港に3時間前に着いて、チェックインはローマでほぼ、一番にしたのですが、私は6歳と9歳子供を連れているのに、席が分かれていたのです。我慢強い9歳の息子も、席が離れては嫌だといいました。フライトが12時間以上で、食事や飲み物やトイレな寝ている間の毛布をかけてやらないといけないので、代われそうな席に座っているおじさんにお願いしようかと思ったのですが、顔に“席を換わるなんて嫌だよ~”と書いてあるような方で、親切そうな乗務員を選び、席を並べて貰えるように依頼しました。この方は実際、親切でしたが、この乗務員が前記のおじさんに席を換わるように依頼してくれたところ、やはり断られました。仕方がないのでと、別の人に声をかけてくれて、やっと、3人で並んで座れました。が、飛行機が滑走路に進んでいく途中でした。男性の乗務員が、息子の座っている席を指差し、「ここは自分の席だから、どいてくれ」と、言うのです。よく見ると、背もたれの頭の部分を覆うシートに乗務員用席というようなことがかかれていました。「ここに座るように乗務員にいわれたのですが、どうしたらいいですか?」と、言うようなことを言い、席を息子に譲らせませんでした。飛行機は離陸体制に入っているし、問題解決は後にして、気を利かせて男性乗務員が別の場所に座ればいいと思ったからですが、彼は融通が利きませんでした。席が決まらないまま、飛行機のエンジン音がどんどん大きくなって、間もなく滑走路を走りだそうという感じでした。私は呆れ返ったので、不安そうな息子に「席は離れへんようにしたるから、安心しとき。ホンマ、奇想天外やでな~」といって、あほらしくて笑っていました。はじめに席を換わるのを断ったおっさんは、その時も首を横に振り続けていたのですが、飛行機が走り出したとき、「周りの人にも子供が小さいのだから換わってあげなさいよ~」と言われ、周囲から「換われ!換われ!謝謝!」コールが手拍子と共に湧き上がり、やっと、席を譲ってくれました。飛行機が離陸する数秒前に、私達、親子は無事に3人の連席を確保できたのでした。折角、換わってくれたおっさんでしたが、おっさんの表情と疲れから礼も言えず、なんか辛いなぁ~と感じました。中国国際航空では、前もって席の確保をさせてもらえないため、とても早く空港に行ったのに、結果はこういう結果でした。上海→関空の機内食は喉を通らない肉まんが付いていましたが、もうすぐ大阪なので食べませんでした。その他、チケットが安いので当然でしょうが、機材は確実に古いです。また、4回乗ったうち、定時に出発したのは0回でした。私達は、乗り継ぎに時間に余裕があったため、間に合いましたが、乗り継ぎを予定されえる方は、要注意です。他の航空会社に乗り継ぎをぎりぎりに予定していると、乗れない確率が高いと思います。子供へのおもちゃのサービスはどの便でもありませんでした。全体的に驚きが多かったですが、ヨーロッパまで4万5千円程でしたし、こんなところでも仕方ないのかな~と思います。フライト中辛かったので、次回は別の航空会社で是非行きたいです♪

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