07/08/09 07:40

難しい

連日30度を超えるのであれば、冷房なしでは厳しいでしょうが、
最高が27度程度で最低が20度を切れば、なんとかなるかな、と
思います。

ただし、西日が当たるとか、日中陽が差し込むとなると、室内
は40度近くになります。かなり寝苦しいのは確かでしょう。
2003年の猛暑のときに、東欧にも居ました。ホテルだけが唯一
快適に過ごせる場所で、後は何処に行っても熱地獄。中には珍し
く冷房のある店(個人商店は皆無で、あのAMEXですら冷房なし
で、どこも巨大扇風機を急遽レンタルして生き延びていました)
もありましたが、冷房が追いつかず、長居はできない状態。
冷房がないと思われるホテルは窓を開けていましたが、とても
小さな窓(開く部分が)なので、「地獄だろうな」と思って
眺めていました。なんと言ってもきついのはレストラン。照明
がほとんどを熱エネルギーとして消費してしまう白熱球。テー
ブルの上に暖房があるようなもの。

今年の猛暑は少し変わっていて、ドイツとオーストリアとが境
だったようです(少し前に現地に行ったときがそうでした)。
オーストリア南部は猛暑で、ドイツは雨が降ったり止んだり。
猛暑の地帯に滞在し、そのあとオーストリア、ドイツと移動し、
オーストリアは同じ猛暑でした。滞在したホテルは冷房のある
部屋とない部屋があり、私は冷房のある部屋だったのですが、
冷房が全く効かない。とくにリビングは南向きで夜でも暑い。
そこで、広いリビングにはほとんど立ち入らず、奥の寝室で過
ごしていました。

暑くてもリゾートホテルのように田舎で、しかも開放的な造り
ならば、恐らく問題はないでしょう。しかし、都会のホテルは
そもそもが機密性の高い造りです。冬が寒い土地ならば寒さ対策
と防犯の面から、窓を開ければ涼しいとは行かない。ましてや、
上に書いたように西日が当たれば最悪。

暑さに耐えられるかはかなり個人差があるし、日本でも冷房なし
で我慢すれば身体はなれます。しかし、その魔力にとりつかれ、
冷房なしでは生きていけない身体になってしまったならば、ホテル
変更は考慮すべきかと思います。これはあくまで個人差です。

あくまで経験ですが、欧州の猛暑で騒ぎ出すのは、米国人です。
例の猛暑のときにホテルのコンシェルジェに、「冷房のあるレスト
ランを予約してくれ」。「あいにく、この街(大都市で、世界的な
観光地でもある)には冷房のあるレストランは存在しません」。
この点、夏の暑さが尋常でない我が国の住人は強(くない人も
居る)い。

ホテルの構造上、暑さに対応していない可能性は大であることは
確かでしょう。窓が一カ所では風は通らないし、少なくとも二カ所
が対角線に存在する部屋は少ないし、角部屋は却って西日の恐怖も
あるので。

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