添乗員の悲哀 トラベルジャーナルは年々値上がりするので、今度こそは止めて しまおうと思いながらずるずると今に至っています。 確か、このなかに書かれていたことだったはず。 何故、最近理不尽なクレームが多いか。その原因は先にあった 某「法律相談」です。 「専門家ですら意見が分かれるのだから理不尽でも言ってみる 価値がある」というのが理由。 天候不順で飛行機が飛ばない。でも帰りたいので、勝手に他の都市に 行く航空券を購入して帰国。きちんとエアラインと交渉しなかった 旅行代理店A社に落ち度がある。帰りの航空券代全額払え。 はじめは、客の勝手な行動なので、拒否してしたが、あまりにしつこ く電話を掛けてきて業務に支障があるので、仕方なく半額を支払った。 とか言う輩の話しが良く出てきます。この手の人間がWEBという媒体を 使って自慢し、それを鵜呑みにした信者が柳の下の泥鰌を狙うのでしょ うね。 面白いのが、とある公務員。「監督官庁に顔が効くので、、」という 脅し。困ったものです。 今、旅行業界で困ったことが、東南アジアでのホテルの高騰とユーロ 高、さらに燃料特別料金だそうです。ほとんどの日本人が景気回復を 実感できないうちに、中国をはじめとする経済的に好調な国の人たち がホテルを根こそぎ確保し、それにつられ部屋代が高騰。一方、日本 人にとっては、海外旅行は安い物という意識が定着したので、今後は 客に見えない部分で質を落とすでしょうから、一層第一線のかた、す なわち添乗員がつるし上げをくらう可能性が高まるのではないかと 思ってしまいます。