07/08/03 07:44

安全性とか

少なくとも、
”スリなどの被害に遭うときは現金よりもカードを持っている
ほうが危険な気がします。”
はカードの役割からするとおかしいですね。
現金は盗まれたり、落としたりすれば、100%戻ってきません。
日本という国は特殊で、落としたり忘れても、戻ってくる確率が
高いのです。カードの場合は、盗難にあってもすぐに使われて
しまうことはなく、例えあっても、所有者がきちんと管理さえし
ていれば、払う必要はないのです。

ここかもわかると思いますが、いざという時にものを言うのが
カードです。例えば、身ぐるみ剥がされたとします。これは、海外
旅行が初めてで、その行き先がスペインということであれば、あり
得ない話しでもないでしょう。特に終日自由行動ということは、添
乗員なしで、緊急連絡先として現地オペレーターがある程度で、も
しものさいには、自力での解決が求められます。また、現地で一人
での行動のさいに事件に巻き込まれて無一文になったします。この
ときに、ホテルに帰る、現地オペレーターと連絡を取る、これだけ
でも無一文ではなにもできません。現地の人に頼むことは可能で
しょうが、その意志を通じさせるスペイン語ができるか。また、そ
の日が週末や休日であるとかの不幸が重なれば、ホテルに戻ること
もできなくなります。このような時にカードさえあれば、生きてホ
テルに戻ることもできるし、そのまま旅行を続けることも可能です。

実際にカードを全く使わなくても、米国以外は旅行は可能です。
ただし、現金は失うことを常に危惧して行動しなければなりません。
現金に代わるものとしてTCがありますが、米国のように現金の代用
にはならないことが最大のネックです。それでも現金だけよりは
随分安全です。

いざという時に一番威力を発揮するのはアメックスです。ここでは、
JCBと並び支持率が低いのですが、本当に役立つのがこのカードで
す。直営であることが最大の強み。CMで謳っていることは嘘で
はなく、世界の何処でも新しいカードを受け取ることができます。
セゾンなどの提携カードでは本来の威力は発揮できません。

カードを使うには、日頃の管理や使用後の請求などをしっかり把握
せねばならず、それなりに面倒です。ですから、持っていても使わ
ないという選択肢もあるのです(私は上記カード、ダイナーズ、JCB
も持っていますが、ほとんど使わず、汎用性の高いカードを日常の
ものとして使用しています)。

米国のように”信頼性”として効力を発揮するというよりも、保険
として持っていれば安心なのではないでしょうか?中には、アメックス
の某色カードのように、それだけが全てという性格のものもあります。

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