わかる人がいるのかな?

業界通の方であろうと、業界人であろうと正確には誰もわからないでしょうね。
したがって誰でも想像でしかいえないと思います。

わたしは一万枚の航空券のうち片道放棄されるのはせいぜい数枚,5枚を超えることはないとおもっています。

何か割合が低すぎるように感じられるかもしれませんが、ツアーいわゆるパック旅行などにも広い意味で格安航空券と同じものが使われるのですが、その一部放棄率は非常に低いことはお分かりになるのではないでしょうか。いわゆる個人旅行のために格安航空券を買う方のうちの一部放棄率はすこし高いとは思います。でもツアー以外の格安航空券は増えているとは言ってもまだ全体に対する比率は低いと思いますので最初に書いたような割合かとおもっています。

0.05パーセント。何か最近の銀行の金利みたいですね。

倒産の原因が、一部放棄によるKBの減少、ということは考えられませんが、KB不足がその会社の経営にダメージを与えたことはあったようです。今でもあるかもしれません。

そのKB不足というのは、たとえば、まず航空会社と一定期間に前年より500席多く売る努力をするから500席以上売れた場合について1席あたり1万円をもらう契約を結ぶ。500万円以上入ることを見越して、宣伝などにお金を使う。
努力むなしく前年よりも売れなかった。もちろん当てにしていた500万円以上のKBは0

簡単に言えばこんなようなことの積み重なった場合や、その額が非常に多い場合です。
会社によっては1航空会社とのKB予定額が億の単位にもなるそうですから、契約した数に達せずKBがもらえなかったときの旅行会社のダメージはご想像いただけるとおもいます。

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1件のコメント

  • 07/07/24 23:11

    Re: わかる人がいるのかな?

    たぬきの金時計さんコメントありがとうございます。

    片道放棄されるのはせいぜい 0.05% のように少ないのであれば,

    >それが航空会社には予定外の利益となりますが、逆に発券代理店には予定外の損失となります。

    とはならないように,代理店は過去のデータから片道放棄の割合を予想し,
    それによる損失を想定した上で営業活動すればそれですむことではないでしょうか。
    賢い代理店ならすでにそうしているのではないでしょうか。

    片道放棄はまれに起きることであって,それが横行することはないと思います。

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    わたしの考えは・・・

    Nissieさんこんにちは、

    片道放棄がされると,

    >>それが航空会社には予定外の利益となりますが、逆に発券代理店には予定外の損失となります。

    のであれば、おっしゃるとおりだとおもいます。

    しかし、そもそもわたしは、片道放棄が旅行会社の経営にかかわるどころか収入・支出にまったく関係ないとおもっていますから、どの旅行会社も損失を想定すらしていないとおもっています。
    ですから、 
    >賢い代理店ならすでにそうしているのではないでしょうか
    どころか、賢くない代理店でも何もしていないと思います。

    つまり、片道放棄しても旅行者、旅行会社、航空会社の間では相互に何も関係ことだとおもっています。

    片道放棄が
    >横行
    という何かちょっと後ろ暗いことのようなイメージをお持ちのようですが、法的、契約的にはもちろんマナーの上からも問題のあることではありません。もちろん、事前に了解を得ればよい、とか連絡が必要ということもありません。

    Nissieさんにとって興味のない余計なことかもしれませんが、格安航空券についてよく知られていないことが原因のひとつと思われますので、簡単にかいてみます。
    もちろんわたしは専門家でもありませんし、現役研究者でもありませんので間違っていたり古くなった知識にもとづくものもあるとおもいます。
    意味がよくわからないことについては、ご質問いただければ、知っている範囲でお答えします。
    納得できない。というのであれば特にお返事はいりません。いろいろな考えの方がいるということはよくわかっておりますし、人に意見を押し付ける元気もありませんので。

    1 格安航空券は、正規の航空券です。
     その証拠は、偽造されたものはダメですがそうでなければみな、ちゃんと飛行機にのってきています。

    2 格安航空券は航空代理店(旅行会社)でしか買うことができませんが、これは、そういう条件のものだからです。
    もちろん後ろ暗いからではありません。

    3 以前は、航空会社はほとんど普通運賃の航空券のみ販売でしたが
    旅行会社に入る利益部分が惜しくなったのか(これは勝手な想像です。)自前で売れる航空券の発売をするようになってきました。
    PEX運賃を適用する航空券で、会社により「何とか割り」とか「何とかごくう]という名前をつけているものです。この航空券を「正規割引航空券」と呼ぶ人や会社がいることから、格安航空券は、「正規でない、航空券、いかがわしい航空券」というイメージが発生している原因のひとつだとおもっています。
    もちろん「正規割引航空券]ということに誤りはありませんが、格安航空券も正規割引航空券です。

    4 航空会社で売れる航空券を、旅行会社で売ると航空会社はコミッションを払うことがきめられています。
    格安航空券はコミッションなしときめられています。
    旅行会社の儲けは販売価格-仕入れ価格です。
    どちらにも航空会社と旅行会社の間の契約で、目標を達成した場合販売促進費がしはらわれることがあります。

    5 格安航空券というのは、航空会社から言うと販売促進のための商品です。したがって売れる見込みの少ない区間などには設定しません。又、値をあまり下げないでも売れる時期には、卸値を上げます。
    30日以内、往復、など言う条件がついている、ゴールデンウィーク、お盆の時期、年末年始には格安航空券も高くなっているのもこのためです。
    往復という条件は、別に往復乗らなければダメというというのではありません。往復乗るという中には当然行きに乗るということがふくまれます。したがって航空会社の考え方は、「その区間に片道格安運賃を設定して、仮に売れてもトータルでたいした額にならない。だから片道の料金は作らない。もし片道だけ使いたい人があれば、往復航空券を買えば片道乗れるんだからそれを使って頂戴。別にノーマル運賃やペックス運賃を使った航空券でないと片道だけは乗れないなんていっていないよ。まあ、片道往復同じ料金になっていると思えば一番わかりやすいかな。
    ということです。

    6 建前というか普通に考えると切符を扱っている旅行会社の人は運賃の規則や決まりをよく知っているものだとおかんがえになるとおもいます。しかし実態は、かなりというより非常にお寒い状態です。いろいろな掲示板に、旅行会社、最近は航空会社もそうなってきましたが、の担当者などについての苦情をが見受けられることからある程度はそうであることをご理解いただけるとおもっています。