よくぞここまで持ったものです AirOneのことはLa Repubblicaに書いてありました。 17日の記事では、"ritirarsi"すなわち、撤退、諦めるとかの 意味。”回復と見直し”は不可能。AirOneによる買収も消えた ようです。 Alitalia, Air One si ritira dalla gara "Impossibili risanamento e rilancio" 以前の記事を読むと、相当の従業員の解雇などを要求していたが、 とても呑めない条件を提示されたので決裂。 今や、アリタリアとエアーワンが飛んでいれば、迷わず後者に乗っ てしまいますからね。 18日の記事には、 国家財政委員会は入札を中止した。ナポリ人???と思ったら 大統領のGiorgio Napolitanoは、 UE(EUのこと)の決定に従うと。 Tesoro: gara Alitalia e chiusa Napolitano: "Rispettare la Ue" しかし、このような危機的状態でも Sciopero Alitalia, cancellati 150 volti(voliの間違いでは?) Fs, revocata agitazione del 21 e 22 luglio ストライキを予定しているとは、もしかしたら段ボール偽装が発覚 した東洋の超大国よりも凄い国なのかも知れません。
AIR LIB このようなことがフランスでも5年前に起きてフランスでの航空業界2位のエアーリベルテが経営が悪く再建しようとして生き残りをかけたのですが組合がストなどを繰り返し、買い手がないまま倒産してしまいました。 ただアリタリアは旧イタリア国営なのでエアーリベルテのように完全になくならないと思いますが、一度潰して会社をスリムにして再建と願っている人も多いと多いと思います。 路線図を見てもまだそれ程必要かなと思われる路線が結構あるような気がします。