シンガポールのイミグレよりも日本の航空会社カウンターが強敵

片道航空券で渡航する場合原則として、回答者の皆さんが発言されている第三国へ抜けるチケット、もしくは訪問国でのVisaの所持が必要とされています。

原則として・・・

しかし、日本国籍のパスポートを所持している旅人さんならシンガポール、マレーシア、タイいずれのイミグレでも帰国のための航空券提示を求められることはまずありません。

安心して、シンガポールから北上の旅を計画してください。

◆ちょっと重要なコトですが・・・

東南アジアのイミグレより、気をつけなくちゃならないのは出発する日本の空港でチェックインする時。航空会社の担当者が「帰りのチケットは?」とかならず質問してくるはずです。

彼らは、不法滞在の原因となる片道航空券の乗客をその国に送り込んだらペナルティがあるんです。だから第三国へ抜けるチケットをかならず質問してきます。

ひるんではいけません。

「旅の目的はシンガポールから北上することだけど、スケジュールを決めていないのでいつまでシンガポールに滞在するか未定です。もちろん、滞在が許可される期間内にマレーシアに向けて出発しますが、それが2日後なのか?一週間なのか行ってみないとわかりません。」

「あなたの航空会社には迷惑かけません」

ときっぱり言ってしまえば問題はないはずです。念のため、旅行をするための資金(現金の用意)、またはクレジットカードの利用枠を口頭で伝えておけば鬼に金棒。

東南アジアでの帰国用チケットの提示は不要ですが、日本を出発するときに最大の難関があるってコトを覚えておいてください。

ちなみに、私の場合Visaのない国への片道キップで日本を出発する前に80%の確率で、チェックインカウンターで同じ質問を受けたことがアリますが、キチンと説明したらすんなり100%通過することができました。

参考になれば幸いです。

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1件のコメント

  • Re: シンガポールのイミグレよりも日本の航空会社カウンターが強敵

    馬六甲さんのいうように、日本でのチェックイン時の方が問題と思います。

    シンガポールから北上した後の旅程が分かりませんが、2ヶ月位で日本に帰る予定であれば、シンガポールin,、バンコクout の復路OPEN の航空券の利用一つの方法と思います。

    今年の3月にペナンからハジャイ(タイ)に小型バス(乗客は10数名、マレシーア人、タイ人、ドイツ人、日本人)で移動しました。
    タイでの入国手続きは実に簡単で、パスポートとバス会社が用意してくれた入国カードを渡すだけで、写真と本人との確認も殆どせず、入国カードにサインをしていない人もいたのではないかと思います。

    今まで約10数回、シンガポール航空の乗り継ぎ時間を利用して、シンガポール入国手続きをしていますが、出国時の航空券の提示を要求された事はありません。
    どこの国の入国審査官も、入国させる事に問題の可能性があると思う旅行者には、それなりの証明(入国目的、所持金、宿泊先、出国航空券の提示)を要求すると思います。
    しかし、出国航空券所持が入国の条件であっても、旅行者のパスポート(国籍)に信頼があれば、航空券の提示を要求しない国(入国審査官)もあります。
    シンガポール、マレーシア、タイ(ベトナムは厳しいらしい)では、日本人の場合、不審に思われる服装、態度でなければ、出国航空券の提示要求の可能性は少ないと思います。

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