レポート

世界1周、社会比較

公開日 : 2007年07月09日
最終更新 :

 スターアライアンス世界一周航空券で旅行しました。
世界の国のサンプルとしての実感報告です。

アフリカのジンバブエは、通貨の信用が下落し、交換レートがどんどん低下している。街中で頻繁に現地通貨への両替を持ちかけられるが、不法でもあるので両替をしなかった。現地通貨は一切使用しなかった。ホテル料金は米ドル建て。外国人が入るレストランなどは、米ドル建ての料金がある。ホテルのピッツェリアで夕食を食べた際、現地の家族らしい人が食事をしていた。ピザの食事料金支払いに厚い札束を支払っていた。私が食べたピザが9$。それが現地通貨だと分厚い札束になる。ドル札は1枚1枚お札のナンバーまで書き込んでいた。滝の国境は徒歩でザンビアに入国。国境の道路では道端にトレーラーがたくさん駐車している。国境検査に時間がかかっている模様。ザンビアには、銅の板を積んだトレーラーが多かった。銅の産地として習ったことを思い出した。

スイスは、街も綺麗で、人が非常に落ち着いている。英語も全く問題なく通じるし、鉄道のルケジュールも窓口で簡単にプリントしてくれる。乗換えがあるが、定刻運行がしっかりしているので乗り換えもスムース。山歩きも非常に楽しい。カウベルを付けた牛が餌を食べている。山小屋生活や牛飼いも誇りを持って仕事している感じがある。一方で山歩きをしていても、戦闘機の爆音が常に聞こえている。自主独立の哲学がしっかりしている。

 フランス、パリの中心部は物凄い混雑。地図を片手の観光客も非常に多い。ホテル代が非常に高く、バブルの感じさえする。美術館、鉄道など切符を買うのも行列で時間がかかる。一流ホテルの宿泊料金は1泊10万円。鉄道の行き先を確認した時など、親切であるが英語が話せない人が多い。ヴェルサイユ宮殿で監視していた人も英語が片言であった。

ドイツのベルリンは、旧東側のホテルに泊まったので、サービスがいまいちの感じがある。一生懸命やっている感じではあるが、やはりまだ追い付かないのかと感じる。ベルリンの壁の跡の線があり、そこで完全に分離されていたことを見ると共産圏の独裁の恐ろしさを改めて感じる。今年、フランクフルトにも泊まった。物価は高いが、しっかりした国でもある。

 アメリカのワシントンDCに行くと、アメリカは崩壊するのではないかと感じるほど、人心の荒廃を感じる。街中に物乞い、ホームレスが多く、ほとんどの人の表情がギスギスしている。街中を歩くと救急車や消防車のサイレンがひっきりなしに聞こえる。空港では、金属物は全てX線を通し、靴まで脱いでチェック。オイル権益狙いの大統領と取り巻きのために、毎日膨大な人力がかかっているのを改めて実感する。サンフランシスコでもホームレスが目立つ。ラスベガスに着くと、バブルかと感じるほどどこも行列。サービスに対しては全てがチップ狙いに見える。景気が良いと言うより、収入を全て使って悦楽にふけったキリギリス生活をしているような感じがする。

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1件のコメント

  • そのチケットについて教えてください!

    その『スターアライアンス世界一周航空券』というのはどこに問合せ・購入するのですか?
    とっても高いのでしょうが、興味あります。

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    退会ユーザ @*******
    07/07/09 16:14

    おせっかいですが

    スターアライアンス加盟の航空会社、主だった旅行会社で購入できます。

    旅行会社の回し者ではありませんが各社の世界一周券がよく判るWEB
    として参考までに・・・  ↓↓

    http://www.sekai1.co.jp/rtw/star.html