あまり気にしないほうが 現実問題としてこのエアラインが所属する国の航空機に関する完全管 理では問題があることは、国際的には認知されています。ですから、 このエアラインに限ったことではなく、当該国に行くこと自体を安全 性との天秤に掛けねばならないのです。その中で、信頼できるほうで あることも悲しい現実ですが(比較論において)、事実です。 今はほとんど話題になることもないのですが、昨年あたりから、対応 に関して世界中から非難された鶏インフルエンザは、半年で約20名の 感染と決して沈静化していないし、ますます危険な状況であることは 変わりないのです(ベトナムでも1.5年ぶりに発生したのに誰も騒がな い状況は、日本人のみならず熱しやすく冷めやすい人間のさがなので しょうか?)。航空機事故よりもこちらのほうが確率的に高いかも知れ ません(まあ、分母が億単位なので、微々たるものですが)。 一部アジアのエアラインと比べると、サービスや安全管理などは見劣 りするのは事実ですが、同じかそれ以下のエアラインなどは沢山ある 訳で、値段も安いし、仕方ないのではないでしょうか?ひどいのは、 管制塔との英語でのやりとりができないとか、良く聞きます。 経営状態が危機的なエアラインのどちらが良いかとか、考え出すとき りがなくなります。どうしても心配ならば、多少時間が掛かっても、 信頼できるエアーライン、すなわち近隣の4社か、台湾でも事故のない ほうの後発エアラインにすれば良いでしょう。