07/06/25 08:05

基本的にはそうなのですが

これまでの気候を踏まえると、確かに雨が多いはず。
そもそも、湿った空気がイベリア半島から、欧州に向かいます。
まず、ポルトガルとスペイン国境との間の山にぶつかり、雨を降らせます。
ですから、海側は雨で、内陸は晴れとなることが多い。雨雲が南からイタリ
ア半島を経由してはいり、アルプスにぶつかれば、北イタリアに雪を降らせ
ます。これがなかったトリノオリンピックは雪不足に悩まされました。
もう少し南ならばナポリが雨になります。

北イタリアで雨天となるとかなり寒いのですが、ポルトガルの雨天は寒く
はならないはずです。晴れれば抜けるような青空で、「ポルトガルにきた
ぞ」と言える感じなのですが。

ただし、とりわけ、今世紀に入ってから、過去の例はあまり通用しなくなっ
ています。身近で言えば、今年の日本の冬。むしろ冬がなかったとも言える
12月から2月。ですから、気温が30度になることはないし、零度以下になる
こともなかろうという以外には(あくまでここ数年での話し)、誰も予測で
きないというのが現実のところです。

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